あるがんの患者さんは病院で手を尽くされ、「もう打つ手がない」といわれて
当方に「なんとかならないですかね」といってきた
そのひとは元証券マンで株をたくさん保有しており、金だけは持っていた
なので、「あと可能性があるとしたら、
オプジーボくらいですかねえ・・・アメリカのFDAではあなたのがんには承認済みですが、日本では未承認なので、自費になりますが・・・」
いくらくらいですか?
自費でも打つ気があるというので、いまは薬価差益などなく、ヘタに高額な抗がん剤を使えば医院の売り上げだけが異様に膨らんで、手間とリスクばかり増えるだけなので使いたくはなかったが、
他に方法がないといわれてかなり苦しんでおられたので製薬会社に聞いてあげた
「標準体重で1回あたり85万円」
それを2週間ごとに打ち続けていくことになるという
安くなったとはいえ、年間およそ2000万の費用がかかる
「年間2000万だそうですが、打ちますか?」
「・・・打ちます」
どうせあの世に株は持っていけない
当院にとってもメリットはなく、デメリットしかなかったが、そこまでいうので仕方がないか・・と思い、打ってあげようとしたが
製薬会社からストップがかかった
うちのような小さな医院には承認前に何かあったら問題なので薬をおろすわけにはいかないという
ちなみにそのがんへのオプジーボの治験を当方の知人がやっており、同じ病院にいた際は同じようにがんの治療を別に区別されることもなく行っていた
承認前の薬を小さなクリニックで投与して、何かあったら都合が悪くなるので薬をおろすことができないというのだ
すでにFDAでは承認がおりていて、日本での当方の知人による治験でも好成績を収めている
お金を自腹で支払うという患者さんがいるのに
何かあったら承認が遅れる
という理由で薬がおろせないというのだ
「ほかに手段は?」
「・・・という病院(大きな)ならやっています」
そこに’セカンドオピニオン’という形で紹介してくれといわれた
当方もそうした高額治療はしたくなかったし、やむを得ずその病院に紹介したが、
そこでも何かの条件で「オプジーボの投与はもうやめた」という
汚染土民には発がん物質を吸わせまくり、
抗がん剤の高額化と複雑な利権争いが製薬開発では続いている
そもそも年間3200万も稼がないひとに3200万もの高薬価の薬を投与する意味があるのだろうか?
メラノーマなんてすぐ死んでしまうのに
「対象疾患が少ないので、高薬価にしました」
という言い訳だが、
ほとんどが治るという夢の薬であれば、そこまでの高薬価をつけ、金を払えるひとは払ったらいいと思うが、
公的保険を使ってそんなバカ高い薬をかなりお安くなって2000万ほどになったとはいえ
バカみたいに適応拡大して使い続ける意味があるのだろうか?
もう少しお金の使い方と薬価設定を考えた方がよい
患者の命より金という連中がいまの製薬開発にはひしめき合っている
樹木希林が亡くなるのと前後してその患者さんは逝ってしまった
亡くなる日の朝まで大好きなソーダアイスを食べ、
「おいしい・・ ^^」といってこの世を去った
芸能人のように目立たないが、飄々として
抗がん剤投与を蹴られたからといってひとを恨まず
腐れず、このひとのためなら無理も聞いてあげようかなと思えるいい患者さんだった
発がん物質に囲まれて暮らしている
福島の汚染土民は
安倍みたいなつまらないゴミに
完全にコケにされている
安倍は自分たちの利権(金)のために平気でひとを死なせる
土民もいい加減気づけばいいのに・・・
土民は救いようのないくらいバカだから、
自分たちに発がん物質を吸わせているクズに手を振っている
汚染土民とその周辺に住む連中は
そういうのを
死ぬまでに
理解するだろうか?
福一流出放射能でどのように発がんしていくか
「がん難民」にならないために
なぜ寝たきり患者が量産されているのか