魚座による魚座のための取説

西洋占星術の知識アウトプット用

1月21日 嘉義M6.4

2025-01-21 16:47:31 | 金星

明日の蠍座下弦の地図を見る前に――

 

昨日夜中=今日未明に、台湾で地震が発生しました。

今日のお昼のニュースではM6.4になっている。

 

台湾南部でM6.4の地震 震度6弱観測 27人けが その後も地震続く | NHK

【NHK】台湾南部で21日未明、マグニチュード6.4を観測する地震があり、消防によりますと、これまでに27人がけがをしました。現地…

NHKニュース

 

 

台湾の大きな地震は、花蓮など東側が多く、昨年日本で震度を観測した台湾発震のものは全て東側。

なので今回の震源地はめずらしい。

これ以上、物的人的被害が出ないことを祈ります。

 

で、地図を見てみたいと思いますが

まず、明日の蠍座下弦、これはあまり関係ないかと。

202501220431@蠍座下弦

 

先週火曜の蟹座満月は

202501140627@蟹座満月

震源地を通るのはキロンASC直角ライン(黒細)

うーん、これを決め手にするのはちょっと弱いか。

それよりも影響力という意味では、

大陸との間に通る冥王星MC直角ライン(黒細)の方が強いような気がするが。

 

山羊座新月の時はどうか。

202412310627@山羊座新月

これまた、震源地をキロンMC合ライン(黒太)が通る。

キロンのラインということで、それほど留意はしなかったのは反省点。

 

冬至はどうか。

202412211721@冬至 太陽山羊座移動

震源地の近くを通るのはヘッドMC直角ライン(黒細)

明日の蠍座下弦に比べれば、震源地からの距離はあるものの、近くではある。

 

 

ここからは昨年起きた日食、月食を見ていく。

但し、昨年に関しては全て日本では観測不可能なもので、

日本はだめでも台湾では観測可能、というものはありませんでした。

なお、3月25日の月食は半影月食で日本で半影食状態野月は観測可能でしたが、

月食の影響は数ヶ月~半年程度ということで、既にもう影響下からははずれている、と解すれば、

見るべきは、昨年起きた日食、月食の中では

4月9日の皆既日食、9月18日の部分月食、10月3日の金環日食ということになります。

そうすると

一番直近の、10月3日の金環日食がえらいことになっていた。

202410030249@天秤新月=金環日食

地震、という意味では、これは強烈なライン配置ではあります。

天王星MC合ライン(水色太)が震源地のすぐ近くを通っているし、

すぐ南で天王星ASC直角ライン(水色細)と交差して、天王星のパワー最大地点を形成。

但し、このパワー最大地点が地震の有無に関わりがある、という説は正直見たことはありません。

なので、地震を表わすこともある天王星のパワーが一番強くなる地点、という意味から

類推するしかありません。

 

 

9月18日の部分月食には、台湾にラインは通っていなので地図は割愛。

同じく

4月9日の皆既日食時にもラインなしなので割愛。

 

 

では、最後に春分図を見てみます。

まず昨年の春分図。理論上はまだこの春分図の影響下の範囲内、ということになる。

202403201107@太陽牡羊座移動=春分

西側沿岸に土星MC合ライン(茶太)が通っている。

そして、東側花蓮を海王星ASC直角ライン(紫細)が通る。

昨年2024年に台湾で起きた地震の多くが東側ということを踏まえると

海王星ラインは影響があったのかな、と思う。

土星MC合ラインに関しては、24年元旦の能登に土星MC直角ライン(茶細)が通っていたので

ひっかかりはしましたが、それほど大きな地震があるのかどうかまでは考えが及ばず。

 

実際、今までの台湾の地震=花蓮とか東側、というのが

固定観念のようになっていたので、それは大いに反省しなければ、と思いました。

 

では、約2ヶ月後の今年の春分図はどうなっているかというと

202503201702@春分 太陽牡羊座移動

うーんこれをどう解するか…

木星のパワー最大地点の円は、花蓮付近にもかかっている。

ライン自体は震源に近いのは木星MC合ライン(桃太)で、

すぐに木星ASC直角ライン(桃細)と交差して、そこを中心に木星のパワー最大地点を形成している。

 

木星はラッキーの星なので、台湾に大いなる恩恵が降り注ぐ、という解釈をしたいのですが…

 

 

ということで、

今日の地震について、地図を検証してみました。

一番、ズバリ、というのは、やはり10月3日の日食ですが

とにかく、観測不能地点であるので、そもそもその影響はあったのか、と考えると

これ!というように断言はできないように思います。

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