明日の蠍座下弦の地図を見る前に――
昨日夜中=今日未明に、台湾で地震が発生しました。
今日のお昼のニュースではM6.4になっている。
台湾の大きな地震は、花蓮など東側が多く、昨年日本で震度を観測した台湾発震のものは全て東側。
なので今回の震源地はめずらしい。
これ以上、物的人的被害が出ないことを祈ります。
で、地図を見てみたいと思いますが
まず、明日の蠍座下弦、これはあまり関係ないかと。
202501220431@蠍座下弦
先週火曜の蟹座満月は
202501140627@蟹座満月
震源地を通るのはキロンASC直角ライン(黒細)
うーん、これを決め手にするのはちょっと弱いか。
それよりも影響力という意味では、
大陸との間に通る冥王星MC直角ライン(黒細)の方が強いような気がするが。
山羊座新月の時はどうか。
202412310627@山羊座新月
これまた、震源地をキロンMC合ライン(黒太)が通る。
キロンのラインということで、それほど留意はしなかったのは反省点。
冬至はどうか。
202412211721@冬至 太陽山羊座移動
震源地の近くを通るのはヘッドMC直角ライン(黒細)
明日の蠍座下弦に比べれば、震源地からの距離はあるものの、近くではある。
ここからは昨年起きた日食、月食を見ていく。
但し、昨年に関しては全て日本では観測不可能なもので、
日本はだめでも台湾では観測可能、というものはありませんでした。
なお、3月25日の月食は半影月食で日本で半影食状態野月は観測可能でしたが、
月食の影響は数ヶ月~半年程度ということで、既にもう影響下からははずれている、と解すれば、
見るべきは、昨年起きた日食、月食の中では
4月9日の皆既日食、9月18日の部分月食、10月3日の金環日食ということになります。
そうすると
一番直近の、10月3日の金環日食がえらいことになっていた。
202410030249@天秤新月=金環日食
地震、という意味では、これは強烈なライン配置ではあります。
天王星MC合ライン(水色太)が震源地のすぐ近くを通っているし、
すぐ南で天王星ASC直角ライン(水色細)と交差して、天王星のパワー最大地点を形成。
但し、このパワー最大地点が地震の有無に関わりがある、という説は正直見たことはありません。
なので、地震を表わすこともある天王星のパワーが一番強くなる地点、という意味から
類推するしかありません。
9月18日の部分月食には、台湾にラインは通っていなので地図は割愛。
同じく
4月9日の皆既日食時にもラインなしなので割愛。
では、最後に春分図を見てみます。
まず昨年の春分図。理論上はまだこの春分図の影響下の範囲内、ということになる。
202403201107@太陽牡羊座移動=春分
西側沿岸に土星MC合ライン(茶太)が通っている。
そして、東側花蓮を海王星ASC直角ライン(紫細)が通る。
昨年2024年に台湾で起きた地震の多くが東側ということを踏まえると
海王星ラインは影響があったのかな、と思う。
土星MC合ラインに関しては、24年元旦の能登に土星MC直角ライン(茶細)が通っていたので
ひっかかりはしましたが、それほど大きな地震があるのかどうかまでは考えが及ばず。
実際、今までの台湾の地震=花蓮とか東側、というのが
固定観念のようになっていたので、それは大いに反省しなければ、と思いました。
では、約2ヶ月後の今年の春分図はどうなっているかというと
202503201702@春分 太陽牡羊座移動
うーんこれをどう解するか…
木星のパワー最大地点の円は、花蓮付近にもかかっている。
ライン自体は震源に近いのは木星MC合ライン(桃太)で、
すぐに木星ASC直角ライン(桃細)と交差して、そこを中心に木星のパワー最大地点を形成している。
木星はラッキーの星なので、台湾に大いなる恩恵が降り注ぐ、という解釈をしたいのですが…
ということで、
今日の地震について、地図を検証してみました。
一番、ズバリ、というのは、やはり10月3日の日食ですが
とにかく、観測不能地点であるので、そもそもその影響はあったのか、と考えると
これ!というように断言はできないように思います。