今日はついに!!念願のi padを買ってしまいました、、、!
「お金がないのに?」「お金がないから」と普通人は言いますが、、、
そりゃ確かにそうだよなあ それに今度パリに行ったら
一体私はどうなるんだろう 航空券に燃油サーチャージを
足してみる と ああ パリって近いと思ってたけど
めちゃくちゃ遠い、、、と昨日は日本に帰って一番くらいに
パリを遠くに感じてた。
でもなー 決意すると何かが動くっていうじゃんか
今度パリに住むんだったらi Padは必須だと思ってた。
これがなかったら大変だけど これがあったら
日本の図書館巡りをしないでもやっていけるかもしれないし
フランスの雑誌を読むのもかなり容易にできそうだし
事務所に行く時毎回毎回重いパソコンを背負って行かなくても
大丈夫そうだし、、、 私にとっては必須項目になっていた。
日本に帰って来てからも 沢山の人に「買いなよー
素晴らしいよ これは必須の文房具だね」と言われ
だよなー 欲しいよ 買うつもりだよ、でも、、、と
思ってた。みんな「買ったらねえ あーもっと
前からもってたらよかった」って思うんだから と言っていた。
9月中には買おう、、、と決めてはみたものの
それでもなかなか決意はできず、先週今から買いに行こう、と
思ったところで山の様な荷物が届いて断念し その中から
フランス語の本も沢山出て来て あーまず紙媒体で
読めってことか だよなあ やるべきことをやってから?
と思ったけれど
先日の激しい台風で家に帰るのに3時間ほどかかった私は
電車の中や駅構内でi phoneをいじくりまわしている人たちを見た。
そんな中で私はといえば i phoneもなく もってる携帯は
電源が切れかかり 乗り換え案内で運行情報を見たいけれども
もうちょっとで電源切れる?どうしよう、、、と途方に暮れる
そんな始末。まあでもいいや 疲れてるけどフランス語の本読もう、、
と思っていた矢先 私の目の前に座っていた男の人がおもむろに
バックから取り出したのはi pad。 熱気むんむんでなんだか嫌な
ムードがただよった電車の中で 涼しい顔して彼はインターネットを
はじめて仕事をしだし 一段落ついたのだろうか またそれを
しまって眠ってしまった。。。
これだよこれ!!! なんかインテリな感じじゃないか
iphoneで運行情報もいいんだけれど なんだかi padは空気が違う
これがあったら どこにいってもフランス語に触れてられるし
カフェがまさに仕事場になり 蓮太郎が寝てる間にフランス語の
雑誌がよめる!!合間にはフランスのラジオのポッドキャストを聴いて、、、
これは買えってことだなー。。。
その後もいろんな「やっぱだめかも」はあったものの
もう買うと決めたんだ、いいじゃないか!と意を決して買ってみた。
このえいやっていう感じはちょっと フランスで航空券を変更したときに
似ている気がする。どうなるのかはわからない でも大きな
選択をした。あのとき私は自分にこう言った。「券を変えることは
人生を変えること?」そうして私はこう思った。「i padを持つことは
生き方を変えること?」そうそんな気がする。
昨年の夏 フィンランドの空港で 私はパソコンと
スーツケース片手にいろんなところに行ってしまって
空港で書いて仕事する そんな人になれたらいいなと憧れた。
あの時はたくさんのものが夢だった いまだってそれはまだ夢だけど
もう少し それらを現実に近づけていく時期のような気がしてるんだ。
i Padは革命的だ。私は夏にもう自分の中で革命みたいなのがあったから
今度は行動をおこす時期なのだろう。そうスーパーで今日私の
耳にこんな言葉がやってきた。
「人はかくあろうと意図したものになるのではない
かくあろうと投企したものになるのだ、、、」
サルトルのそんな言葉 どうしてそれがやってきたのか
わからないけど 意図だけじゃない 夢を見る だけじゃない
投企 行為 現実化 行動を変えること なんだなあ、、、、
目の前にあるi Padからは あまりに美しい radio classiqueの
曲が流れる。 この曲を聴いたとき もうものすごく遠くに
行ってしまったように思ったフランスは 再びものすごく
身近に感じられて なんだか不思議だと思う。
心理的距離感をなくすこと そしたらそれが
ほんとうに近くなってくるのだろうか 壁というのは
自分がつくっているだけなのならば グローバリゼーションがもたらした
沢山の仕組みは価値観をぐわんと変えるだろう
世界は確実に存在してる 沢山の国が 生き方がある
それが同時に行われてる 地球はまわって
国々には時差があるけど みんな今 違う場所で生きている
それがとっても不思議だけれど それが事実 なんだなあ
私には想像すらできなかったけど 私もだいぶ変わって行った
思考が変わると 見える世界や これから起こる世界も
変わるのだろうか だとしたら 夏の変化もこれからも
私にとって きっと革命なのだろう。