いい加減な・・・

上陽賦 運命の王妃 第11話

王ケン(おうけん)がいる暉州(きしゅう)に、謇寧(けんねい)王、率いる反乱軍が迫ってきます。王蕭キ(しょうき)の援軍を待つ王ケンですが、数日かかるため、宋懐恩(そうかいおん)に、避難する様言われます。しかし、王ケンは「とどまる」と、言います。

そこに、今は、バカ殿になった馬子澹(ばしたん)が、現れます。バカ殿は、王ケンに「2人で逃げよう」と、言いますが、王ケンから、あの時、来なかった事を言われます。すると王ケンは「君が待っていなかったからだ」と。ああ言えばこう言うの、バカ殿。

王ケンは1人、謇寧王の陣に向かい「民を逃す時間をください」と、謇寧王に頼み、時間稼ぎに成功します。しかし、これも、持たず、とうとう謇寧王の軍が攻め入っていきます。王ケンが、民を逃す事に必死になっている時に、バカ殿は「逃げよう」と、繰り返します。剛を煮やした王ケンは「傷つくと思って言わなかったけど、軽蔑するわ」。その後、バカ殿は、せめてものつもりか、怪我人を、担架で、運んでましたわ。

そして、百人力の蕭キと援軍が現れ、勝利します。抱き合う王ケンと蕭キ。

その頃、都で王藺(おうりん)は、配下に、皇帝を3か月で死なす様、毒を盛る様に命じていました。

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