窓の外 久しぶりの星
その煌めきは 何時もの如く
何事もなく降りかかり
のどかな事 限りなく
少し冷めかけたコーヒーが
何故か 美味い
もうすぐ春だね
大自然は優しく穏やかな顔の陰で
時として 人間に牙をむく
それを思い知らされる時が有って
そんな日々が今も続いている
見たくないものを
つい見ちまう
聞きたくないものを
つい聞いちまう
何も出来ないもどかしさ
そしていらだたしさ
けれど
日が過ぎてゆくと
記憶は総て時の彼方へ去ってしまうものか
有り得ないな
いい思い出が忘れられないように
嫌な思い出も決して忘れられないのさ
何処かで帳尻を合わせなければならないのなら
出来るだけ早く合わせたいものだ
そう思ってしまうのさ