氷風を受けて立つ
季節の境界線の中
はるか向こうに見える
懐かしい友の顔
日ごとにかすんで消えてゆき
過去形で語るしかなくなってゆく心中を
自ら哀れんでいる
全ての友に別れを告げてから
何処へ行こうか
何処へ行って如何しようか
桜咲く季節に合わせて
咲くことのできぬ桜が涙を流している
旅立ちを決めた日
季節の境界線の中
はるか向こうに見える
懐かしい友の顔
日ごとにかすんで消えてゆき
過去形で語るしかなくなってゆく心中を
自ら哀れんでいる
全ての友に別れを告げてから
何処へ行こうか
何処へ行って如何しようか
桜咲く季節に合わせて
咲くことのできぬ桜が涙を流している
旅立ちを決めた日
蓮氷を見た