30. ラジオ関西
令和2年
関西エリアのラジオ局はどこも受信しやすいのですが、
昭和のベリカードが残っていない。
関西エリアの中では、よく聴いていた局だった記憶がある。
何故か? 送ったのか? すら記憶も定かではない?
当時の受信ログは既に廃棄しているし。
という事で、令和版のみを掲載いたします。
30. ラジオ関西
令和2年
関西エリアのラジオ局はどこも受信しやすいのですが、
昭和のベリカードが残っていない。
関西エリアの中では、よく聴いていた局だった記憶がある。
何故か? 送ったのか? すら記憶も定かではない?
当時の受信ログは既に廃棄しているし。
という事で、令和版のみを掲載いたします。
すっかり、サボってしまい、途中となっていた、
国内中波局のベリカードを久々にアップします。
と、いっても今回も最新のモノではなく、昭和、令和を
ご紹介します。
29.ラジオ大阪
昭和53年
令和2年
キーボードやシートに付着している、電解液を丁寧にアルコールで拭き取った。
キーボードのパターンも確実に導通している事をテスターで確認。
パターン修復は、リスキーなので現時点では不要と判断した。
ここまで分解したので、ついでに高輝度LEDに交換。
丁寧に総てを再組立し、動作確認。
きちんと、AMもFMも問題なく受信している。
”FM”、”9” キーも全くストレスなく受け付けている。
感度はどの周波数帯も特に違和感なし。
高輝度LEDで、ディスプレイの視認性もバッチリ。
HCJBをロッドアンテナで受信してみた。
軽量鉄骨の室内でも音になっています。
このラジオ修理は、小型のため、何かと気を遣う。
表面実装部品&大変小さい(3216)ので、はんだ付け作業は
慣れないとうまくできない。
私の場合は、はんだ作業が辛いという前に、よく見えない。
でも、はんだ作業以上に気を遣うのは、カバーの開閉が神経使う。
これは、失敗すると破損して戻せないからね。
今回、ツメの破損もなく、バッチリ修理完了!
電解コンデンサーを総て外し、パターンを見てみると、
所々で黒ずんでおり電解液で電蝕痕が見られる。
ルーペで確認し、黒ずんでいる箇所は、導通チェックを行った。
幸いに全箇所とも導通は保たれている。
ラジオとして機能は問題ない個体なので当然ですが。あくまで念のため。
IPAで電蝕付近は綺麗に清掃した。
電解液の残は除去したので、今後の進行は進みにくくなり延命できると期待。
下記、交換後の写真、上から
47μF 2個
100μF 1個
33μF 1個
220μF 1個
手持ち部品で程良いのが無かったため
100μFは、セラミックコンデンサーとなった。
チップサイズ3216なので、はんだ付けつけやすいし、
高さも低いので都合が良い。
どうせなら、全部チップのセラミックコンデンサーの方がベスト。
下記の220μFは高さ制限のため、あえて横倒しで実装してみた。
LCD基板を仮組してみると、かなり微妙!
このままでも問題は出ない気がするが、絶妙に干渉している感じがする。
丁度、注文していた部品が到着した。
チップコンデンサに交換。
220μF、4V品
これなら心配ない!
キーボードに電蝕が見られ、ストラップの金具の緑青から推測すると、
電解コンデンサーの液漏れの可能性も考えられるが、更に解体を
進めないとメインボードの様子が確認出来ない。
このまま、キーボードの電蝕を何とかすれば症状は治まるかと思われるが、
折角ここまで解体したので、更に解体する事にした。
キーボード、LCD基板、メインボードの3枚で構成されている。
LCD基板には電解コンデンサーは実装されていない。
メインボードには7個の電解コンデンサーが実装されている。
ん?! 1個多い!!
よくよく見てみると33μFが2個実装されている。
どうやら修理歴のある個体のようだ!
33μF以外は、SMDに交換。
33μFは外さず、DIP部品を追加したようだ!
SMD部品のはんだ付けは、かなり腕が良いよいみたい。
でもDIPのつけ方は、雑な気がする。
ここまで解体するにあたって、フィルム剥がしの状態から見ると
大変綺麗で修理歴があるとは気づかなかった。
まるで修理後組立て時に新品フィルムをつけたようだ。
とするとメーカーのサービスステーションで行ったのか?
でも、外さず追加のみする事があるのだろうか?
とか考えつつも、どちらでも構わないので修理を進める。
7個外して、新品の電解コンデンサーを6個追加する事とした。