いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

John Lennon SIGNATURE BOX

2010年10月06日 22時48分52秒 | 音楽
SIGNATURE BOX
クリエーター情報なし
Capitol


正直どういうものか良くわかっていなかったのですが(なぜ買った……)、どうも、original mixのremasterということのようです。10年前に出たのは、そういえばremasterでしたね(Double Fantasyとかはremasterのみでしたが)。
John生誕70周年だし、Beatlesのremasterをしたスタッフにremixしてもらうかーという感じで、依頼したのでしょうか。確かにAbbey Road Studioで作業が行われたようです。

気になるのは、初出となる"Home Tapes"でしょうか。
1. Mother
 アウトテイク。リズムギターとボーカルのダブルトラッキングが入っている。mix違いかと思ったけど、少なくともボーカルは別
2. Love
 アウトテイク。ギターのみ
3. God
 アウトテイク。ギターが入っている。かなり荒々しい
4. I found out
 アウトテイク。わりと完成に近いものの、ボーカルはダブルトラックでパーカッション(コンガ?)が入っている
5. Nobody told me
 デモテイク。リズムボックス(not音楽プレイヤー)を鳴らしつつ、ギターを演奏。ブートレグで聞いたことある
6. Honey Don't
 John Lennon/Plastic Ono Band収録時のデモテイク? ディストーションギター(?)とベースとドラムスのみ
7. One of the boy
 未発表曲。デモテイク。完成度は高い
8. India, India
 未発表曲。デモテイク。音質はあまりよくない。インドが懐かしいなぁという感じ(聞き取れた限りでは)
9. Serve yourself
 "John Lennon Anthology"のテイクと違い、かなり落ちついている。はっきり言って同じ曲に聞こえない
10.Isolation
 アウトテイク。Johnのピアノソロ
11.Remember
 アウトテイク。Johnのピアノソロ。明らかに音が割れているので、スタジオ録音のデモテイク?
12.Beatiful Boy (Darling Boy)
 デモテイク。手拍子(?)とパーカッション(リズムボックスかも)が入ってる。詞がちょっと違う
13.I Don't wanna be a soldier mama I don't wanna die
 アウトテイク。アコースティックで、アレンジが全く違う。明らかにアレンジの検討中。ピアノも入っていて、Nicky Hopkinsか?

言うまでもなくRemixとRemasterは違うので、original mixに思い入れがある人は購入を検討してもいいのではないでしょうか。remixの方がいいという人(私はどちらかといえばこっち)は、買わなくてもいいかもしれませんが、輸入盤であれば安いですし、Boxはかなり手が込んでいますし、"Home Tapes"も興味深いですし、買ってもいいかもしれません。
あ、CDがジャマだという人は、iTunes Storeで配信していますよ。しかもiTunes Plusです。EMIの方針なんですかねぇ。

追記:
どーでもいいですが、CapitolでUKはありえないですね。どう見てもUSです。本当にありがとうございました。
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DOUBLE FANTASY 'STRIPPED DOWN'

2010年10月06日 22時36分20秒 | 音楽
DOUBLE FANTASY 'STRIPPED'
クリエーター情報なし
EMI UK


10年以上前の話ですけど、(Just Like)Starting Overのrough mixなるものを聞いたことがあって(もちろんブートレグ)、これがまた素晴らしいんですよ。公式リリースより。すごくパワフルでソリッドなのです(意味わからんな……)。
でも、そのrough mixが、この"Stripped Down"と同じような感じなんです。これがまさに私の聞きたかったものなわけですね。
「Johnは稀代のボーカリストだ」というのを見て、本当にそうなのかなと思っていましたが、認識を改めました。たしかに素晴らしいです。演奏も"John Lennon/Plastic Ono Band"のように削ぎ落とされているので、余計にボーカルワークが目立ちます。いや、本当に素晴らしいですよ。

ざっくり聞いてみた感じだと、"Every man has a woman who loves him"はなにやら珍妙なシンセアレンジになり、JohnとYokoのユニゾンになっていますが、それ以外は"Stripped Down"です。"Woman"はちょっと違った感じに聞こえますね。

もちろんこれが邪道であることは解っているのですが、remixしたのもYokoとJack Douglasというオリジナルメンバーなので(もちろん一人足りないわけですが)、まぁありでしょう。
ジャケットはSeanの筆によるものということで、Johnの絵の才能も受け継いでいるようです。
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iTunes Storeで曲を買ってみた

2010年10月06日 02時01分53秒 | PC
私のiTunes嫌いの大半は、FairPlayという舐めた名前のDRMのせいで、DRMがないのであればそれほど嫌うものでもありません。

昨日(もう一昨日ですが)twitterで、iTunes Storeでプリキュア関連の曲が発売されたと流れてきました。たまたまWindowsを使っていたので、どれどれと思って見てみたら、iTunes Plusで配信されていたではありませんか。
iTunes Plusというのはよく知らなったのですが、調べてみるとaacでビットレート高めでDRMフリーで値段も高め、というものとのことです。プリキュアの曲はちょうど欲しかったで、じゃあ買ってみるかということで買ってみました。

アカウント作成前に利用規約を読むのは普通ですが、長い。あまりに長い。みんなよく読んでるなーと思いつつ一応ひととおり目を通しましたが、あまり頭には入っていません。でも、承服しかねるようなものはなかったように思います。
アカウント作成も、パスワードがどうのこうのとか細かいことを言われてかなりイラッと来ましたが、みなさんこれに耐えているんだよなーと思って我慢しました。confirmもめんどうくさかったです。

登録終了後、いろんな曲を探してみましたが、使い勝手はイマイチよくありません。でも、Ubuntu One Music Storeもたいがいなので、まぁこんなもんだと思うことにしました。基本的には検索からしか探せないとか、「ハートキャッチプリキュア」と入れるとエラーが出るとか。おいおい、UIのAppleじゃないんかい。

探し当ててしまえば、あとは1クリックで購入完了です。これは驚きましたが、そういえば利用規約にAmazonの特許を使っていると書いてあったので、これのことなのでしょう。
ダウンロード完了直後、とりあえずVLCで再生してみたら、バッチリ再生できます。DRMがないので当然ですけどね。もちろんRhythmboxでも再生できました。
4分ぐらいの曲でも8MB以上あるので、ビットレートが高いこともわかります。

iTunes Plusの曲はあまり多くないので(John LennonとかGeorge HarrisonとかQueenとかはこれですが、Paul McCartneyとかEric Claptonとかは普通のiTunesです)、探すのがめんどくさいのでもう使わない気がします。iTunes Plusの曲が増えたら考えます。

iAudioは全機種でaac非対応のようなので、iAudio 7での再生は諦めますが、これはこれで漢らしい仕様だなと思います。Appleに迎合しないところが清々しいです。ますます好感度が上がりました。
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