白衣を脱いだ生活♪

これ以上脱がさな・い・で・・・

肥満の原因 その1

2004-09-07 | Medicine
解りやすく言えば「満腹中枢がやられる」ということです。

満腹中枢(摂食中枢)と言われる部分は脳の視床下部にあります。

少し太ったり食べ過ぎたりすると脂肪細胞からレプチンレプチン)という物質が放出されます。
視床下部にあるレプチン受容体が、そのレプチンを受け取ると食欲が抑えられたり、エネルギー消費が増大したりして、肥満が抑えられるのです。

すなわち、レプチンによるブレーキがよく働けば、少々食べ過ぎても肥満にならないのです。

和食はこのブレーキがよく働きますが、洋食(高脂肪食)は十分に働きません。
高脂肪食などの生活習慣が、肥満の第一の原因なのです。

もう一つは、遺伝的にこのブレーキがかかりやすい人とそうでない人がいます。
アジア人は欧米人に比べ、飢餓時代を生き抜くために、脂肪を蓄える倹約遺伝子を持っている人が多いのです。
したがって、日本人は欧米人に比べるとブレーキがかかりにくい人が多いということになります。

まだまだ解明されていない事はたくさんあるのですが、今日はここまで

雑草魂

2004-09-07 | Botanical gardens
誰もが知ってる雑草と言えば「カタバミ」である。

見た事がない人はほとんどいないであろう。
抜いても抜いても生えてくるこの雑草に苦労している園芸家は多い。




花後に槍のような実を付け、触ると爆竹が破裂したように種をまき散らすのである。

この行為によって、広範囲に子孫を残すのだ。

この実をカットしてから触らないとダメなのだか、私は諦めた。
こんなにまでして、ここに居たいのなら Please!

その代わりにたくさん花を咲かせておくれ

私もこのくらいの根性で頑張らなければいけないか

でも、かたばみに勇気づけられてる場合じゃな~い

ハッスル音頭

2004-09-07 | Everyday affairs
「3・2・1、ハッスル!ハッスル!」

今や流行語大賞をGETしそうな勢い。

小川直也の決めセリフですが、この小川直也が作詞したハッスル音頭のプロモーション・ビデオが完成したらしい。

敵の総統役は、なんと高田伸彦!

早く見てみたい

ガンに効く○○○○○

2004-09-07 | Medicine
毎日のように新聞広告を目にします。
こんな広告を見たら、ガンの患者さんは飛びつくでしょう。

確かに間違ったことは書いてないのですが、多くの一般の方は勘違いするでしょう。


私の最大の疑問
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☆ガンでも肺癌、大腸癌、乳癌・・・などなど、病因や治療が様々であるのに、1つの物質で治療するのはおかしいということです。
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現実的には抗がん剤と一緒に投与することが多いので、実際にこの物質が効いたかどうか解らないと思います。
治療効果の判定試験を行ってないものが多いからです。

治癒に至った患者さんは
(1)同時に投与した抗がん剤の効果。
(2)既に治癒していると思われる患者さんに維持療法と称して投与する(これは否定しませんが・・・)。
ではないかと思っています。


免疫療法の現状をまず説明するべきです。
「免疫」とは解りやすい言葉で置き換えれば「抵抗力」という事です。したがって。「免疫療法」とは「抵抗力を高める治療」ということになります。免疫療法の最大の欠点は、腫瘍の量が多いと効果がないということです(=腫瘍量が多いと自分の力をいくらアップしても限界ってことです)

濃度も問題
 この手の本に書かれている根拠というのは、試験管あるいはマウス実験のレベルが多く、ヒトの効果が明らかではないということです(=効果があっても極めて稀な場合が多いのです)また、ヒトへの効果はどの程度の濃度が必要か明らかではないので、様々な濃度の商品が出回っています。

効く(=効果がある)と治癒は違う
効いたからといって、治る保証はありません(もちろん、効かなければ治りませんが)。また、腫瘍が小さくなったとしても、延命に繋がらないこともあります。すなわち、患者さんには何も利益がないということが多々あります。

むろん、わらをも掴む気持ちで始める患者さんが多いと思います。患者さんや家族がメリット、デメリットを承知して始める分には全く問題ありませんが、他人に勧められて始めることはお勧め出来ません。また、始める時には医者に相談することをお勧めします。