重粒子線治療患者の生きた証し 第二章 by imas

前立腺ガン患者の平凡な日々を綴ります

重粒子線治療13年目の副作用(放射線性膀胱炎)

2024-02-22 22:26:18 | 重粒子線治療

入院2回目の朝、朝焼けが綺麗です。


病院食の為、体重が5㎏落ちました。

2月10日(土) 昨日に続いて膀胱内の洗浄を行い、尿取りの管を少し太めの管に変更した。    

        生理食塩水と消炎剤の点滴を始める。その後痛み止めの点滴を追加した。

2月11日(日) 排尿の色は赤みが取れてきた。昨夜から1時間程しか睡眠が取れず、
        AM3:30頃起きて5:30に起床した。

        AM9:10 女医先生の回診で「痛みは尿道に挿管した管先が当たり痛みになるのではないか」
    
        午後に少し寝られて楽になり、尿も血尿から通常の色になり、血液の塊も無くなった。

2月12日(月) 昨夜はPM11:30に就寝してAM3時頃痛みで目覚め、痛み止めの点滴をしてもらい4時頃に眠った。

        AM5:30頃看護師さんによる点滴交換で目覚める。

        痛み止めの点滴を6時間毎にしてもらって長い一日を過ごした。

2月13日(火) AM8:35担当医と女医先生の回診 尿を見て綺麗になったので管を抜いて膀胱内を見るとの事。

        PM1時頃 膀胱鏡実施 担当医見解は重粒子線が当たらない膀胱内壁は白く、
        当たった所は赤くただれ血管が浮き出ていて、
        排尿の時に力むからその脆くなった血管が切れて血尿になる。

        膀胱炎の治療は①血液サラサラにする薬を止める
               ②膀胱内の止血手術
               ③高気圧酸素治療  
               
        小生の治療は①は狭心症治療が最優先であるためNG 
              ②は全身麻酔の施術は心停止リカバー後あまり時間経過していないので躊躇される。
              従って高気圧酸素治療がベストの選択となりました。     

2月14日(水) 尿取りの管を外され7日ぶりに脂汗が出るほどの痛みから解放されました。 
        肉体的にも厳しかった。あれやこれや悪い方に思い巡らし精神的に最悪の状態でした。

        AM8:35 担当医回診 
        脆くなった血管が切れて、時間が経過してもその血管は修復する事はない。
        その治療は太田記念病院ではあまり症例がないので群馬大学病院の方が症例が多いだろうから、
        紹介状を書くのでそちら対応して下さいとの事

2月15日(木) AM6:10 採血 
        
        AM9:10 心電図         
   
        AM11:20 循環器内科 担当医診察 残る冠動脈1本はカテーテル手術をしなくてもよいかも
             当面は様子見をしましょう。 次回は4月11日の診察です。

        PM1時過ぎ 退院手続き完了して、娘と合流して遅い昼食を済ませて帰宅となりました。


こうしてひと月で2回の入院が終了となりました。

翌週の2月19日(月)に太田記念病院の紹介状を持って重粒子外来で放射線性膀胱炎の治療相談を行います。

その内容は後日投稿致します。