命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

円山動物園マレーグマ虐待死亡事件/脱走シマウマ水死事件/動物虐殺事件/宮古馬放置死事件/上げ馬神事

のいち動物公園からハッピィが来たとき

2015年09月18日 15時48分32秒 | 事件
ハッピィは2009年から借りている雌のマレーグマ。
始めはウッチーの婿にって借りることになったらしいのだが、その時ウッチーは24歳。平均寿命が25歳といわれるマレーグマで、24歳の雌熊に繁殖能力があったとは思えない。

この時からウッチーよりハッピィの繁殖を重きに置いていたはずだ。その約二年後の2011年にウメキチを迎え、4年が経った。5歳のウメキチの性成熟に伴い繁殖にチャレンジしたというが、ハッピィが発情しているのかどうかという肝心な説明はすっぽり抜けてどこにもない。

ウッチーは長生きしすぎたせいであんな目にあうことになったとすれば、ひど過ぎるにもほどがある。2012年にアジアゾーンができたが部屋は二部屋しかなくベビーが誕生したら、一部屋足りなくなる。母子用、ウメキチ用、ウッチー用の三つはどうしても必要だからだ。こんなところにも疑惑が満載だ。

国内最高齢だったウッチーは元気でまだまだ記録を伸ばせそうな勢いがあった。ひょっとしたら世界も狙えたかもしれない。天寿を全うするまでなぜ繁殖を待っててあげられなかったのかその訳は?のほほんとお気楽に生きる権利は人気のないマレーグマには無いとでもいうのだろうか?ホッキョクグマだったらあんなことにはならなかっただろう。間違いない。

“婿入り”前のマレーグマは雌 高知県立のいち動物公園
2009/03/12 6:25:06【共同通信】

雌であることが分かり、札幌市の円山動物園に嫁入りすることになったマレーグマの「ハッピイ」=2月、高知県立のいち動物公園
 高知県立のいち動物公園(香南市)の人気者で、札幌市の円山動物園に“婿入り”する予定だったマレーグマ「ハッピイ」が実は雌であることが分かり、3月末に急きょ“花嫁”として送り出すことになった。
 思わぬハプニングに、担当者は「マレーグマは雄と雌で顔つきや行動にほとんど違いがない。成長するとなかなか近づけず、性別の誤りに気付かなかった」と驚いている。
 ハッピイは2006年10月に父親のワンピイと母親のタオチイの「四男」として誕生。はちみつが好物で、母親と一緒に活発に動き回り、一躍人気者に。昨年末には、繁殖のため円山動物園との間で縁談もまとまった。
 ところが婚約が決まった直後、あおむけで寝転んでいるハッピイを見た飼育員が、体の一部の特徴が雄と異なることに気付いた。写真を撮影して調べたところ雌であることが判明。生後間もない時期に担当者が誤認したのが原因とみられる。
 ただ円山動物園には雌は高齢の1頭しかおらず、ハッピイの受け入れを歓迎。雄は別の動物園などから迎えることにしており、騒動は丸く収まりそう。



いよいよ一般公開すると言うときの円山動物園のコメントを見つけた。闘争もありえる同居訓練中は公開しないという原則はここでは守られていたようだ。なぜ、ウッチーたちのときはいきなり公開だったのか疑問が残る。

マレーグマは子育て中と発情中以外は単独行動なので、基本的に一部屋につき一頭だ。下手をすれば、ハッピィが温和な性格でなければこの時点でウッチーは口減らしをされていた可能性があるのかと思うと背筋が寒くなる。


マレーグマの「ハッピイ」が仲間入り
円山動物園のサイトより

2009年3月24日、世界のクマ館内に雌のマレーグマ「ハッピイ」が仲間入りしました。
マレーグマは、世界のクマ館のクマたちの中でも、特に動きがユーモラスで、来園者に人気があります。
当園では、既に雌のマレーグマ「ウッチー」を飼育していますが、推定23歳以上と高齢なため、まだ若い「ハッピイ」(2歳)を高知県立のいち動物公園からお借りしました。
4月7日の同居初日は、お互い警戒心をあらわにしていましたが、同居訓練も1ヶ月が過ぎ、次第に馴れてきた様子ですので、一般公開することとなりました。「ハッピイ」は、温和で友好的な性格ですので、お姉さんの「ウッチー」と仲良くなってくれるものと思います。
ぜひ2頭のマレーグマのユーモラスな行動と愛らしい表情をご覧ください。
【新着動物】
マレーグマ 愛称:「ハッピイ」 性別:雌
出生日 2006年10月3日(高知県立のいち動物公園生まれ)
来園日 2009年3月24日
【当園にもともといたマレーグマ】
愛称:「ウッチー」 性別:雌
来園日 1987年7月1日(推定23歳以上)
【マレーグマ豆知識】
分類:食肉目 クマ科 ワシントン条約:付属書I
分布:東南アジアの熱帯雨林
形態:体長100~140cm、体重30~65kgで、クマ科で一番小さい動物です。足の裏には毛がほとんどなく、長い鉤爪があって、木に登ったり、木をこじ開けるのに適しています。また、昆虫やハチミツなどをなめ取るのに適した長い舌を持っています。
国内飼育状況:
2008年末現在、国内では、12園館、合計26頭(雄11頭、雌15頭)のマレーグマを飼育しています。

http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/topics2-191.html




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