奄美自然観察記

高のフィールドより

畑の片隅にぎっしり  ローゼル

2024-09-16 17:25:44 | 植物

台風が去り時折曇ったり雨が降ったりするものの、次第に晴れ間もみられるようになりました。古見方(こみほう)の農道を車でゆっくりと走っていると、防風用のセンネンボクに囲まれた畑の片隅に、見慣れない植物がぎっしりと並んでいました。勝手に入るわけにもいかないので、農道から望遠カメラで撮影してみると、赤いザクロのような実がたくさん付いている茎の先端付近に、薄黄色の花もいくつか観られました。調べてみると、西アフリカ原産のアオイ科ローゼルという植物で、種子は炒めて食用に、蕚は煮て飲用、葉はサラダなどで食べられ、茎は繊維にと、無駄なく利用されている植物のようです。最近見慣れない植物に出会うと、園芸種や栽培種、外来種であれ、何でも調べてみたくなります。またひとつ勉強になりました。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

少し長くなりましたので、省略いたします、すみょうらん。