奄美自然観察記

高のフィールドより

西仲間農道ウォーキング観察会   ナツノウナギツカミなど

2024-09-29 17:40:22 | 植物

今日は一日中ほぼ曇り空で、「西仲間農道ウォーキング観察会」を実施しました。午前8時にマングローブパーク駐車場に集合し、説明やストレットのあと、さっそく散策を開始しました。まずは駐車場周辺の植物観察で、シマニシキソウ、ハイニシキソウ、ヒメジョオン、タマザキフタバムグラ、メリケンムグラ、コケセンボンギクモドキ(写真2枚目)など、多くの帰化植物や外来種なども観察できました。西仲間農道に入って行くと、ハシカンボクやフタバムグラなどたくさんの植物のほか、法面に生えていたキノコは、ナギナタダケ(写真3枚目)やシロソウメンタケなどが観られ、イソヤマアオキの葉をボロボロになるまで食べていたマダラコオロギ(写真4枚目)や、イタドリの花に来ていたモンシロモドキなどの姿も観られました。

さらに奥の方へと進んでいくと、キダチキンバイやオオヤブツルアズキ、イヌガラシ、センナリホオズキ、ヒロハフウリンホオズキなどの黄色い花のほかに、タデ科植物でナツノウナギツカミ(写真2枚目)やイヌ タデ、ボントクタデの花なども観られました。また黄色くて大きなリュウキュウトロロアオイの花と実(写真3枚目)もたくさん観られました。果て家の周辺にはシマイボクサの群落(写真4枚目)なども観察できました。曇り空の暑いなかでしたが、幸いにも雨はほとんど降らず、楽しい観察会となりました。

 

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