・この世界には、ある「しかけ」がしてあります。そのしかけとは、
「世界はこういう場所」「ものごととはこういうもの」といった
人間の考えが、そっくりそのまま世界に反映されている
というものです。早い話が、わたしたちの考えや信念が、
この世界をつくっているのです。
『「成功」+「幸せ」を手に入れる21の原則』アーノルド・パテント著 42ページ
・どんな幻想も、だれかがそれを信じて、エネルギーを注がないかぎり、
存在できません。これは、本人にその自覚のあるなしは関係ありません。
たとえそれが無意識的なものでも、幻想をいだいているかぎり、それを
存在させてしまうのです。あたかも真実であるかような、この世のまぼろしの
多くは、人間が無意識のうちにいだいている信念が原因です。
でも、まぼろしがどんなものであれ、その奥にある「真実」を認識することは
できます。事実を明らかにすればいいだけの話です。
『「成功」+「幸せ」を手に入れる21の原則』アーノルド・パテント著 43-44ページ
[コメント]
あまり信じたくないようなことだけど、一度「自分は駄目な人間だ」という考えを
持ってしまうと、たとえ無意識的であってもその考えを後生持ち続けてしまう
ことがある。
非道いときには「つまづいて転んだ」「天気が悪くて頭が痛い」みたいな些細な
ことからも「だから自分は駄目な人間なんだ」という思い込みを持続させる
エネルギーをもらってしまい、それによって更に気分が落ち込むというような
無限ループへ発展してしまう。
自分だけではどうしようもないので誰かに話を聴いてもらうといいかもしれないが、
そこで話し相手から「自分は駄目な人間ではない」「駄目な人間でも構わない」
ということを気づかせてもらえれば思い込みやそれが起こす辛さは弱まるかも
しれない。
ここで私が言いたいのは、辛さを感じたら不都合な思い込み(幻想)を探せ
ということに尽きる。
私もそのクエスト攻略の最中だ。
この記事を読んだ人が(次にこの記事を開く私も含め)憂鬱な気分を断ち切る
ことができますように。