・人間には自由意志がありますから、わたしたちは、どんなものにでも自分の意識を
集中させることができます。自分がもっているものに焦点をあてることもできれば、
自分がもっていないものに焦点をあてることもできます。問題(と、自分がみなすもの)
に意識を集中させることもできれば、どんな出来事にも意味があり、しかも、それらは
すべて、パワーをとりもどすチャンスだと自分にいい聞かせることもできます。
どちらを選ぶかは、あなた次第です。
『「成功」+「幸せ」を手に入れる21の原則』アーノルド・パテント著 152-53ページ
・「なにかに意識を集中させると、それは拡大・発展していく」この<意識の法則>は、
言ってみれば「宇宙がもつ創造力のパワーと、人間の気持ちに秘められたパワーの
存在とを、たえずわたしたちに認識させてくれるもの」なのです。あなたが、ニセの
信念や思いこみにまどわされず、気持ちだけに意識を集中させることができるなら、
拡大していくものはすでに決まっています。それは、「平和」「喜び」「豊かさ」
この3つです。
『「成功」+「幸せ」を手に入れる21の原則』アーノルド・パテント著 155ページ
[コメント]
「言うと招く」というが、特に「こうなってはまずい」ということが
現実になりやすい。自分で選んだ立ち回りがまずい状況を引き寄せてしまう。
それは予言や魔法の類ではなく、状況への意識の集中という人間的な現象である。
まずい状況の中にはそれこそ「空が突然崩れ落ちてきたらどうしよう」という
杞憂レベルのものもあるが、大半は過去既に遭って苦い思いをした“経験”がある
というものの場合はこの現象が猛威をふるいやすい。それは現実味があるから。
しかし、何もまずい状況しか引き寄せられないわけではない。過去遭遇した
良いことも同様に現実味があるので意識の集中とは相性がいい。
良いことを引き寄せるためには、意識を集中させる事柄に現実味があることが
条件のひとつとなる。どこででも見すぎて情報ソースが不明だが、現実味を
強化する方法として「既にその状況にある人へインタビューをする」
「成功した自分がインタビューを受けている光景を想像する」という
トレーニングがあるらしい。起こったことを順番に並べたり検討したりで
自分が経験した時とほぼ同じ現実味を得られると思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます