・実存主義の用語においては、《実存する》は存在するの同義語ではない。
石ころは存在するが、しかし心の働きの外に実存するのではなく、
心の働きのみがこれを実存させ得るのである。
『実存主義』ポール・フールキエ著 48ページ
・先駆的な物理学者マックスプランクは、「物の見方を変えると、
あなたが見ているものが変化する」といいました。(中略)
認識を変化させると、現実もそれに合わせて変化します。従って、
内面の認識、すなわちあなたの自意識のなかで、現実が始まるのです。
『チョプラ博士のリーダーシップ7つの法則』ディーパック・チョプラ著 215ページ
【心の働きのみがこれ(石ころ)を実存させ得るのである】
視界に入る物全てを意識して見ているのではない。人は目に入るものを
目的に合わせて仕立てている。
【内面の認識、すなわちあなたの自意識の中で、現実が始まるのです】
私たちは自意識という一つの実存を通して世界を見ている。すなわち、
今目の前で繰り広げられている日常も、自分の内面(実存)とリンクしている。
[コメント]
今回は堅苦しい哲学書とスピリチュアル本からフレーズを持ってきた。
どちらも自分自身の心や意識の働きを強調している。
これは私自身がいわゆる「気の持ちよう」と世界の関係が知りたいと思って
多くの本を開いてきた道中でのこと。
その中で全く違うカテゴリの本であっても「これ同じことを言ってるのでは?」
と結びつけて考える癖がついた。
本来の読み方とは違う邪道かもしれないが、楽しい。
みなさんもお試しあれ。
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