今年はカーペットメーカーの東リ・アスワン・サンゲツが相次いで見本帳を新発売
これからの秋冬はカーペットの需要が伸びる時期、当店でも大いに力を入れて行きたいと思います
今日は川口市内のお客様宅へオーダーカーペットの仕事で伺いました。
通常オーダーカーペットの発注は部屋の寸法を測り指示書をメーカーにFAXして終わりです。
しかしお部屋の形状が変則的、90度以外の角度がある、弧がある、凹凸がすごく多い・・・
などの時は測るのも大変で、歪みで足し算しても辺の数字に誤差が生じる場合もあります。
そんな時、現場第一主義の当店では以下の要領でオーダーカーペットを製作します。
施工前の玄関ホール
広さはありませんが階段・トイレ・収納がせり出し、上がり框は斜め、
各部屋への出入り口も多く細かい開口部の凹凸だらけです。
こういう場所には50cm角のタイルカーペットをまずはおすすめしますが、
スッキリ一枚物で収めたいとお客様のご要望で今回のオーダーに至りました。
お部屋の最大実寸よりやや大きい規格サイズ中京間長4帖(182×364cm)を持込み
高価なカーペットですので慎重に粗切りを重ね、徐々に壁に合わせカットしていきます
カットが終わったカーペットを一旦引き上げ、車で30分ほどの
三郷市にあるアスワンのオーダーカーペットセンターへ持込み。
カーペット用のミシンで周囲をオーバーロック加工(かがり縫い)してもらいます
エアホッケーの台のように送風があり、大きなカーペットでも楽に取り回しができる
巨大な作業台に設置されたミシンで熟練の職人さんが実に手際よく作業しています。
再びお客様宅へ持ち帰り敷込み、もちろんキレイに収まりました
カーペットはウール100%の優しいベージュのレベルループ、
裏面はフエルトバックでクッション性と遮音性にすぐれた逸品、
アスワン・アスメモリーです。
端材もサービスで四隅をオーバーロック加工、立派なマットになりました。
カーペットの厚みでドアがつかえてしまうため丸ノコ持参でドアを丈詰めし取付。
カーペットのプロはココまでやって、ザッツ・オールです。
平川インテリアHP