のれん式ビニールカーテンで省エネ対策！

6年ほど前2014年三社祭の頃の投稿ですが、最近閲覧数がとても多いので再投稿します。
飛沫対策のビニール、遮熱カーテンなどがキーワードかと思います。


当社のお客様の割合は概ね個人の一般住宅・マンション５０：法人・店舗・川口市施設など５０です。

今回お仕事をいただいたのはココから５分ほどの会社様の本社社屋、
ちょうど三社祭期間中の賑やかな中お仕事をさせていただきました。

　
のれん式ビニールカーテン設置、ビフォー・アフター
透明なのでわかりづらいでしょうか？
集荷用台車が頻繁に出入りするエレベーターホールとオフィスの間仕切りにエアコン省エネ対策として
のれん式ビニールカーテンを設置しました。（写真フロアの他にも１か所）


コンクリートの壁に丈夫なステンレスハンガーを取付、
200mm巾・2㎜厚の超耐寒仕様のビニールカーテンを1/2ラップで引っ掛けます。




施工法
ロール状のビニールカーテンは巻グセがつき、とても寸法収縮が大きいので
施工の数日前に当店で荷をほどき長めの寸法に荒切りして放置し安定させます。

ステンレスハンガーを壁に、ハンガーフックをビニールカーテン上部に取付します。
その後に長めに荒切りしたビニールカーテンを取付、定規をあてて一枚一枚
床ギリギリの長さに裁断していきます。
（規格品を購入、あらかじめ長さを裁断・・・などビニールカーテンの長さに合わせて
ハンガーの取付高さを決める方法などもありますが結構施工難易度が高い気がします）



西向きの窓にはカーテンレールと遮熱カーテンを取付（写真フロアの他にも１か所）
リリカラ・リモーネLC-24388
裏面にポリエステル樹脂・アルミコーティングを施した完全遮光・遮熱・遮音カーテンです。

タッセル（カーテンを束ねるバンド）はマジックテープ付の物をカーテン本体に縫い付け
オフィスや学校で使用するカーテンの場合、紛失防止のため当店では標準にしています。

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8.断熱材セルローズファイバー工事

セルローズファイバーとは
新聞紙をリサイクルして作られた天然繊維（パルプ）の断熱材で
断熱性能が高いだけでなく数多くの付加機能を持っています。
・高い断熱効果により、夏は涼しく冬は暖かい空間を実現する
・地球や人に優しいエコロジー資源である
・湿気を吸うので快適な空間をキープできる
・結露やカビを予防できる
・シロアリやゴキブリといった害虫予防ができる
・高い防音性能で静かな空間を実現できる
・高い防火性能で火事に強い
※詳しくはこちらもご参照ください　>>日本セルローズファイバー工業会

という訳で「７．タイル工事編」に引き続き「８．断熱材セルローズファイバー工事」です
今回はセルローズファイバーの持つ高い「防音性能」に着目し約12㎡の個室を設置しました。

イメージパース
室内で心置きなくオーディオやカラオケを楽しめたり、
逆に室外の騒音を遮断してゆったりくつろいだり会議をしたりと
多目的に活用いただける空間となっています。


ビフォー
他の部屋の間仕切り壁・天井は「LGS」で下地組みをしましたが、
セルローズファーバーの重量・圧力の耐性が求めらるこの部屋は
壁・天井とも強度のある木造としました。


室外側の壁は12.5㎜石こうボード貼り、室内側にはセルローズファイバーを
吹き込むための専用シートを貼ります。


天井・壁・床全面、シート貼り終了


白い梱包がセルローズファイバー、屋外のトラック内に設置された
ポンプからホースで屋内作業現場まで圧送されます。




壁・床へのセルローズファーバー吹込み作業
壁は120㎜、床は200㎜、シートがはちきれんばかりパンパンに充填していきます。




天井は300㎜降り積もらせています。




室外・室内アフター
天井仕上げ材ロックウール吸音板「吉野石膏ソーラトン」と床仕上げ材タイルカーペット
「東リGA100」で部屋の反響音を抑制しています。
ガラス入り防音ドアA25・防音換気扇DKファン・防音フード12型は「ダイケン製」です。

次回「９．ユニットバス工事」へと続きます。

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