イヤなことがあっても、
私は、よくなるばかり。
イヤなことは、イヤな世界で起こっていること。
そこに、いつまでも気持ちを置くのは、
水たまりに浸かっているようなもの。
気分を日なたにして、
「私は、よくなるばかり」
「何か知らんけど、よくなっちゃう」
と、言ってみる。
やっかいなのは、
じつは、
水たまりが好きだったりすること。
ごたごたしていることに、興味があったり。
どうして、水たまりのごたごたに興味があるのか……。
そこよ。
イヤがってる自分のほうが上にいるみたいな気分になれるとか、
(相手は悪で)自分は善で正しいとか、
「(周りが)バカばっか」と思ってる自分が優れている気がしているとか。
結局、見たいものを見てて、
思いたいように思える、
それが、自分の世界。
悲しい話が好きだったり、
恐怖映画が好きだったりするみたいに。
それはそれで面白いけれど、
「もうたくさん!」と思うなら、
イヤなことから気持ちを離して、
わざわざ、ごたつきの水たまりに入って行かないと決めて、
「私は、よくなるばかり」と言ってみる。
自分の世界は、自分から変える。
私の世界は、私が変える。
《P20》📔📒📓