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三文太郎の日記

2012-07-31 10:47:40 | 三文太郎の戯曲
7月31日(火)

暑さは、止まる所を知らず、連日猛暑日が続いています。
今日、テレビで言っていましたが、ギリシャ(緯度が北海道くらい)が40度の猛暑を記録したとか・・・
アメリカの干ばつ、中国北京の洪水、世界中で異常気象が、起こっています。
22世紀の日本は、現在より平均気温が、4.2度上がるという統計も出ているようです。
二酸化炭素の削減が、急務ですが、日本は、原子力発電所が3.11の事故より閉鎖(大飯原発は再稼働した)して、火力発電が主力となり、排出ガスはまた、多くなってしまいました。
まあ、だからと言って、原子力を直ちに再稼働せよという意見も納得いきませんが・・・
あちらをとれば、こちらが立たずで、ハムレットのような心境だと思います。
日本のエネルギー政策が、安全という一番大切なことを安易に考えてきた結果が、今の状況を生み出したと考えられます。
今から、エネルギー政策を180度転換して、安全、安心なエネルギーを早く確立するよう期待して
日本の素晴らしい知恵を結集すれば、必ず、原子力に代わる安全なエネルギーを創造してくれると確信しています。

ロンドン五輪についても私の感想を述べさせていただきます。
ようやく、待望の金メダル一号が女子柔道の松本選手によって誕生しました。
松本選手は、福見選手、中村選手と比べると金の候補としては、そう期待されていなかったように思います。
期待の大きい、福見選手、中村選手があっさりとメダルを手にすることなく敗退してしまったのを見て、楽な気持で試合に臨むことができ、リラックして戦えたのが、金につながったのだと、私は思っています。
本当は、そうではなく、二人のリべンジをしなければという強い意志で勝ち取ったのかもしれません。
ともあれ、昨日は、銀、銅とメダルラッシュでした。
惜しむらくは、そのうちの二つぐらいは金が欲しかったのですが・・・
まだまだ、有望種目が、たくさんあります。
日本選手の活躍を期待して、テレビ観戦をしたいと思っています。

今日も、一日体に気をつけて頑張りましょう。        (三文太郎)

三文太郎の日記

2012-07-30 11:10:45 | 三文太郎の戯曲
7月30日(月)

またまた、台風9号、10号が発生したようです。
9号は、台湾から中国の方へ抜けるようですが、10号は、小笠原諸島を直撃し、九州を横断するとの予想です。
集中豪雨の被害を受けた九州が、又、心配です。
災害の猛威が、最近、多くなったようですが、これは、日本だけではなく世界中の傾向だとか・・・
地球が、劣化してきているのでしょう。
人間のエゴが、地球を追い詰めているとしか思われません。
人間同士、争っている場合ではないのに地球のどこかで、争いはたえません。
地球が、滅びるという事は、人間が滅びることだという事を一人一人が考えなければ、遅かれ早かれ人類滅亡の日がやってくる事は、間違いありません。
自分には、関係ないと思っている人がいると思いますが、孫、ひ孫、そのまた孫たちは、地球上で暮らせなくなってっしまいます。
子孫のために、何かをなす事が、求められているのでは、ないでしょうか?
今日は、少し難しい話になってしまいました。

所で、ロンドン五輪は、毎日熱い戦いが繰り広げられています。
私の印象に残った試合は、サッカー男子の二戦目もモロッコに勝利したことです。
これで、12年ぶりの決勝トーナメントに進出が決まりました。
男子サッカーは、あまり期待されていなかったので、良い意味で期待を裏切ってくれました。

期待を裏切ってくれたと言えば、男子100メートル平泳ぎの北島康介選手です。
やはり、三大会連続というのは、体力の維持など難しいのでしょう。
200メートルは、金メダルとは言いませんが、メダルを期待しています。
やっぱりなんといっても北島選手は、日本の誇りですから!

今日も、暑さはやみそうもありません。
熱中症だけは、掛からないよう気をつけましょう。     (三文太郎)

三文太郎の日記

2012-07-29 10:08:19 | 三文太郎の日記
7月29日(日)

ものすごい暑さですね!
とうとう、我慢しきれなくてクーラーを入れてしまいました。

昨日は、5歳と1歳6カ月の二人の孫が、息子に連れられて1ヶ月ぶりに我が家にきました。
下の子は、来るたびに成長の跡がうかがえるので、楽しくなります。
でも、外に連れ出されて、孫たちと遊んでいると、この暑さで参ってしまいました。
子供は、元気でいいですね!
目いっぱい遊んで、全身汗をかいても遊びに夢中になっています。
そんな、孫たちを見ているとこちらまで元気になってきます。
そして、夕飯を済ませて、帰って行きました。
この瞬間は、いつものことながらちょっと寂しさが心をよぎります。

昨日から、五輪の競技が始まりました。
女子サッカーなでしこジャパンは、スエーデンと引き分け、決勝トーナメント進出を決めたようです。
残念だったのは、金メダル確実と思われていた柔道の福見選手が、メダルに届かなかった事です。
周りの期待が大きかっただけ、重圧に飲み込まれてしまったのでしょう。
それに引き換へ、女子重量挙げの三宅選手の銀メダル獲得は、見事でした。
お父さんの銅メダルを超えての銀は、りっぱでした。
お父さんも娘さんと一緒に長い間やってきたことが報われ、さぞかし本望だと思います。
戦前、予想したように成らなかった人、思いがけない結果を出した人それぞれですが、五輪はまだ始まったばかりです。
今日からの選手たちの活躍に期待し、応援したいと思います。

今日も1日暑いようです。
十分な、暑さ対策をとって、今日1日無事で過ごせる事を祈っています。 (三文太郎)

三文太郎の日記

2012-07-28 10:06:00 | 三文太郎の日記
7月28日(土)

今日から、ロンドン五輪が始まりました。
何時の大会も開会式は、その国の特徴が出て素
晴らしいものです。
特に今回は、英国の歴史をスタジアムで表現していましたね。
聖火も趣向が凝らされていました。

開会式に先立って、行われてたサッカーの予選リーグ第一戦は、まず女子の「ナデシコジャパーン」の勝利。
そして、大方の予想は不利だった男子のサッカーの対スペイン戦は、見事な勝利でした。
つい、最後までテレビの前で興奮していました。
何事も諦めてはいけない。という事を見せつけられた一戦でした。
これからの男女のサッカーチームの活躍が楽しみです。
それ以外の競技も日本選手の活躍が、楽しみです。

戯曲「老人パワー」の連載も終わりましたので、しばらくは雑文をお送りいたします。
次回の戯曲は「お嬢様は茨木弁」を連載する予定です。
この作品も二年前に完成したもので、友達の数名に読んでもらっただけです。

暑さも半端ではありません。
昨日は、あちこちで熱中症にかかったニュースが報じられていました。
亡くなった方もいたようです。
体には、十分気をつけましょう。  (三文太郎)

老人パワー・・・三文太郎の戯曲(4)

2012-07-26 15:38:59 | 三文太郎の戯曲
7月27日(金)

今日は、「老人パワー」を完成させます。
前に書いた物ですが、改めてここへ書いていくとずいぶん訂正をすることになり、それだけ時間もかかりました。
それでも、どうにか今日は、完成させます。
ご期待下さい。


               「老人パワー」

            四場

       田中さんの部屋、明夫、正男、忠志、義男、春子、明美がいる。

春子    (明美に近づいて)ご機嫌は、如何ですか?

明美    礼ちゃん、助けて・・・

春子    どうしたの?

明美    明美、ここ痛いの。(腹を押さえたいる)

春子    痛いの痛いの飛んでけ・・・ほら、治ったでしょう。

明美    うん、明美治った。

春子    さあ、あちらで遊びましょう。

       春子、明美を何時もの場所へ連れて行き、お手玉を渡して皆の所へ行く。

正男    昨夜の山田さんの手口は、大したもんでしたよ。
      あの金庫が開くまで三分、掛からないんですから・・・

義男    そらあ、俺も見たかったな。

明夫    いやあ、大したことでは、ありませんよ。

正男    また、また、ご謙遜を・・・でも、山田さんが金庫を開ける瞬間は、私も見れなかったんですが・・・

忠志    それにしても大成功でしたね・・・つい、興奮してしまいました。

義男    そうですよ・・・斉藤さん、ガッツポーズですからね。

忠志    いや、面目ない。

春子    朝、金庫を開けた時のあの社長の間抜け顔が見たかったわ。

正男    そうですな・・・そろそろ夕刊が来ている頃ですから、取ってきます。

       正男、玄関の郵便受けに新聞を取りに行く。

義男    それにしても、あっけなかったですね。

正男    有りました。昨夜の件、出ているかな?

明夫    私に貸してください。

       明夫、新聞を正男から受け取り、三面記事の欄を開く。

明夫    載っていますよ。

       全員、明夫の周りに集まる。

正男    山田さん、読んでください。

明夫    町金襲われる・・・サンライズ金融の社長、銭取男氏が、朝九時に出社して金庫の鍵を開けると、
      今日一番で、取引に使うために用意しておいた二千万円の現金が無くなっていた。

義男    えっ、五百万円でしたよね。

明夫    そうですよ。

忠志    サバ読みやがったな。

義男    どう言う事ですか?俺にもわかるように説明して下さいよ。

正男    実際よりも、多く被害届を出して、保険金をだまし取ろうという事ですよ。

春子    まあ、ひどい・・・

義男    じゃあ、町金は被害にあってもそれ以上に儲かるという事ですか?

正男    まあ、そういう事になりますね。

義男    俺らは、懲らしめるどころか、彼に儲けさせたって事ですよね。

正男    不本意だけどね。

忠志    山田さん、新聞の続きどうなっています。

明夫    あ、続き、続きはと・・・読みます。金庫の中には、金の代わりに「姥捨て山から参上」という
      書き置きが見つかった。すぐ、警察が現場検証を行ったが、現場には指紋もそれに靴跡など、
      手掛かりになる様な物は、一切見つからなかった。警察では、内部犯行説も取りざたされている。
      それにしても「姥捨て山から参上」とは、どういう事なんでしょう。
      犯人のメッセイジでしょうか?警察も頭を抱えている模様です。
      以上ですね。

正男    やりましたね。

義男    ちょっと、納得行かないところは有りますが、それでも最高です。

忠志    警察も、面食らったようですね。

義男    元警官としては、複雑なんじゃありませんか?

忠志    まあ、そうですが、世間をあっと言わせることができたのは、大成功ですよ。

正男    所で、これからどうしますか?

明夫    そうですね・・・

義男    この金は、どうします?

明夫    二通り考えられます。
      まず、一つ目は、当初考えたように、あくまでも金目当てではなく、世間をあっと言わせる事が目的
      だったのですから、この金は、どこかしかるべき所へ寄付をする。

忠志    もう一つは?

明夫    五百万円ですから、明美さんには悪いんだが、明美さんを除いて百万円づつ分ける。

明美    お金、お金、明美お金欲しい。お金頂戴!お金頂戴!

       一同驚いて明美を見る。

春子    明美さん、皆の話、わかっているのね。

正男    解っているかどうか。金と食べ物には今だに執着心が強いようです。

忠志    (独り言のように)百万円あると、博美ちゃんが欲しがっていた着物が買ってやれるな!・・・
      いや、いや、駄目だ、駄目だ、自分は、元警官なんだ。

義男    いいじゃないですか。皆で分けましょうよ!

忠志    いや、やっぱり駄目だ・・・この強盗は、世間をあっと言わせるのが目的で始めたんだから、
      やっぱり、当初の計画通りどこかに寄付すべきだよ。

義男    もったいないですよ。それなりに苦労したんだから、皆で分けましょうよ。

春子    川上さんのセキュウリティの解除は、見事でしたたものね。

義男    いやあ、それほどでもありませんでしたが・・・

明夫    お二人の意見はよくわかりました・・・所で、田中さんはどうですか?

正男    私も金は、喉から手が出るほど欲しい。でも、この金を自分の物にすると、これから先、自分は犯罪に
      手を染めたとの後悔で苦しむような気がします・・・(きっぱりと)やっぱり一案の方でお願いします。

明美    お金、お金、お金頂戴・・・

       明美の言葉は無視して

明夫    春子は?

春子    毎日、借金取りに追い回されていますから、お金は欲しい・・・でも、ここは貴方の意見に従います。

明夫    確かに我が家は、妻の言う通りお金は欲しい。
      でも、この計画はあくまでも世間をあっと言わせる正義の為・・・正義と言えるかどうか解りませんが?
      (義男へ)川上さん、ここは当初の計画通り、寄付という事に致しましょう。

義男    解りました。皆さんがそうおっしゃるなら、俺には異存は有りません・・・でも、もったいないなあ・・・

明夫    では、決まりました。早速手続きをとらせていただきます。

忠志    宜しくお願いいたします。

       残りの人達もうなずく。

春子    それにしても「姥捨て山から参上」と言う書置きは、素晴らしかったわ。

明美    礼ちゃん、礼ちゃん、お金、お金頂戴・・・

       照明、少しずつ落ちる。

                                               幕

   エプローグ

       幕の外、明夫と春子にスポットライトが当たる。

春子    ねえ、上手くいった。

明夫    五百万円以外に一千五百万円、ちゃんとここにあるよ。

春子    やった~・・・(改まって)それにしても、お主は悪よの~

明夫    わあ、はあ、はあ、はあ・・・
       
       明夫大笑い、春子もつられて大笑い。スポットライト消える。

                                         暗転
 

                                                完

ようやく、「老人パワー」完成しました。
70歳の手習いで、(数え年70歳の時)書いたものですから、自信は有りません。
でも、ようやく人様へ読んで頂く事が出来ました。
是非、ご感想などをお寄せいただければ、幸です。
では、三文太郎の戯曲は、ひとまずお別れといたします。
次回も戯曲で「御嬢さんは、茨木弁」を記載いたします。
どうか、ご期待下さい。               (三文太郎)