市川稔の米(マイ)情報

原価計算で会社が潰れる

会社経営の要諦とは?


儲かる会社といつまでも儲からない会社


時流という時代の流れも大きい


時流に乗らなければ伸びて行かない


時流に逆らってやるのはどんなよい商品でも売るのは難しい


コメ消費減少は加速するだろう

(でも、おむすびは買うよ)


住宅産業、特に新築住宅、マンション業界は衰退産業になるだろう


今日の話題は「原価計算」です。


原価計算で会社は潰れる


過激なタイトルにしてみた。


古典的な経営手法として、



売値を決める場合、原価にコストと利益を乗せて決める。



この原価というものがくせものなのだ。


原価計算をすればするほどおかしくなる。


これだけの原価が掛かっているのだから「いくらで売らないと売れば売るほど損をする」という議論になります。


この考えが基本的に×



全体を見るのではなく、1個のコスト(原価)に心が奪われる(笑)


ならば、全部やめたら損は小さくなるのでしょうか?


なりませんね。



固定費と変動費がぐちゃぐちやになっているからです。



経営の要諦は価格である。


原価プラス主義は古典的な考え方。



よく云われるのは「価値で価格を決める」



でも、価格も大きな価値のひとつです。



よく分からなくなりますね?



コンビニは淹れたてコーヒーを税込100円で販売しても利益を出せる。


来店動機を創りお客様の数を確保したい。


来店していただければ「商品ミックス」の発想で他の商品も買ってもらい売上増につなげる。



小生の会社の本拠地である町田駅周辺にはコーヒー売る店がひしめいている。


100円のコンビニコーヒー

220円のドトールコーヒー

300円+税でモーニングが付くサンマルクカフェ

360円の上島珈琲

スタバは280円から

2月6日オープンのCoffee Jr(コーヒージュニア)は猿田彦珈琲をモーニング300円、本日のドリップコーヒー350円から。すべてテイクアウトです。

680円からという宮越屋珈琲もある。


他にも、タリーズ、ベローチェ、エクセルシオール、プロント、シャノアール、ニューヨーカーズ、珈琲館など。



たった一杯のコーヒーでもこれだけ店があり価格がある。



原価計算して売り値を決められますか?



中小企業は大企業にすべて負けるわけではありません。


買う側からみての価値を見つける。


サービスも重要ですね。



製造業、流通業、小売業でもウリモノは変わって来ます。



飲食業は製造小売業。


だからおそろしく生産性が悪い。


だけど、出来立てにかなう料理はありません。


工場生産のコンビニには出来ません。

だからやり方はいろいろあります。


業種、業態により作戦は変わります。


楽しいですね。



原価計算ばかりしていたら会社は潰れます。

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