月次での試算表を毎月チェックしています。
税理士事務所はいろんな業種の顧問先があります。
中小零細企業が多い。
この大不況で影響受けている企業が多いと言います。
その中でも最終消費者に商品を販売しているところは手を変え品を変えなんとかしのいでいるという状況と言っていました。
小生の会社の場合は未曾有の大不況でもその影響で売り上げが半分になるということはありません。
厳しい中でも半期ではプラスになっているので有難い。
一番大変なのは大手製造業の下請けや孫請けといった「受注型企業」でしょう。
部品などの受注型企業は商品は得意先企業の求めるもの、すなわち設計図に基づいた商品を納期に合わせ生産するというものです。
売り上げとは、製品ごとの単価×数量です。
単価は決められ、数量は注文のあった数だけということになりますので、売り上げは得意先にすべて握られていることになります。
好調の時はそんなに楽なことはありませんが、注文数が減り、単価引き下げを要求されたら売り上げが減るどころか、いっぺんに赤字に転落します。
長いことそういう仕事をしていると
あたりまえ
になってしまいます。
これが怖いのです。
言い換えれば「景気が悪い」から売り上げが落ちるのだという他力本願になりがちです。
もちろん景気の影響はあります。
しかしながらその影響を最小限に食い止める努力が必要です。
受注型企業でもオリジナル商品で競争力があり、単価(売値)も自ら決められればそんなに強いことはありません。
受注型でも見込型ビジネスでも基本は「オリジナル商品」を持つこと。
まずはここから始まります。
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