市川稔の米(マイ)情報

郵政改革

どうも最近のマスコミ論調はおかしい。郵政民営化に反対する議員が良くて、頑固に進めようとする小泉総理は変だと・・・

自民党の議員も、手順の問題とか、手続き上のことを云っていたりして、本質論、そもそも論は表に出ないことが多くなった。

今日の参議院での採決は見ものだ。

選挙に突入したなら、郵政民営化賛成か反対か、それは十分争点になると思うが・・・


過疎地帯の郵便局問題にすりかえるのは本質をついていない。

郵便物は、間違いなく減少する。電子メール時代だし、民間のメール便はサービスも良くて、爆発的に増えている。

過疎地の郵便局を残すことは特例措置を取れば十分にできるし、民間になれば、他の商品・サービスを提供することも可能だ。

知恵は使えばいくらでも出てくる。


事実を公表していない。


一番の問題は、なぜ郵便貯金があるのか?

国が庶民の金を集めて何に使うのか?

道路公団はじめ、特殊法人に貸し付けた金はどうなるのか?

100兆円とも云われる不良債権をどうするのか?

金融庁は、民間銀行には、不良債権比率のことは厳しく指導したが、郵便貯金の不良債権化は役所が違うし、民間でないから、ノータッチだね。

参議院で否決されたら衆議院を解散し総選挙したら良い。

反対した議員は、当然のこととして自民党からは「公認」はもらえない。
新党で分裂? その方がハッキリして選挙民も選びやすくて良い。

そして出直し選挙すればよい。

対案も出せない民主党が勝つとは思えないないが。

政治とは、国民のためにある。

本質を間違えない議論を期待したい。




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コメント一覧

北のあざらし
郵政解散
農協などと並び、旧自民党にとって最も象徴的な「ギョーカイ」だっただけに否決もまたある意味では改革のロスタイムですね。

 それにしても道路公団に関する一連の動きが腰砕けのままだったので、郵政民営化へ急ぎ方が「先走り」っぽく受け取られて、「機はまだ熟してないのでは・・・」との論調を産んだように見えます。

 それにしても改革のロスタイム。『旧自民党にとって最も象徴的な「ギョーカイ」』という視点を忘れると、今度の選挙も論点の本質がずれて感情的でヒステリックなアンチ系浮動票によって時代が翻弄されるような気がしてならない、というのは読み過ぎか・・・
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