市川稔の米(マイ)情報

個人商店がどんどん消える

小生の会社に来ている工事会社の社長の話し。


その会社は、精米設備を販売したり、取り付け工事をしたり、メンテナンスをしたりする会社。

カレンダーを配るのに、改めて数えてみたら。

2百数十軒あった得意先が40軒くらい少なくなっている。

いわゆる、街の米屋が廃業しているのだ。

それも、ここ数年の話し。

その会社は横浜なので大消費地。

これが現状であり実情です。

家庭内消費、業務用消費。

消費税増税でも生鮮食品、加工食品で話題になりましたが、加工食品を購入する割合が増えている。

家庭内調理が減っている。

そして、

買う場

が変わっているのだ。


業務店(飲食店)も個人商店がどんどん減り。

チェーン店ばかりになっている。

お米の調達は地元ではなくなるということ。


普通にやっていたのではやっていけなくなったということです。


小生がいつも行く理容店。

オーナーはわたしと同じ年で63歳。

一時は3店舗経営して従業員もかなりいました。

理容学校卒業した若者を採用し、師弟関係が出来ていた。

毎年1月には社員旅行で海外に行っていた。

ある時から新卒が取れなくなった。

1000円ショップが現れたからです。

10分千円。

カットのみ。

難しい髪形はやらない。

簡単なカットのみ。


理容店の廃業もすさまじく。


その、友人のところも3店舗が2店舗になり、独立するような形で任せている。

事実上1店舗になり。

従業員がいるお店だったので、お客様の数が多かった。

だから、やっていけているという。

最盛期の3割くらいのお客様だという。

美容室に行く男も多い。

後継者いないので廃業するか社員に譲るかということになるでしょう。


そうそう、廃業した理容店。

夫婦でやっていたところ多いですね。

店はやめて、そういうチェーン店で働くのだそうです。

技術はあるから即戦力として。



個人商店は、



ゴルフショップと同じ。


あなた仕様


あなただけの特別なサービス、商品、技術がないとお客様は来てくれない。


オリジナル商品


ここだけにしか無いという商品。



景気が悪いとかそういうことではありません。


消費構造が変わっていること。


競合先が変わっていること。


そういう複合的な変化の結果そうなっているわけです。



続けるなら、



業態を変える



業種を変える



廃業もありです。



農業経営も、


商店経営も、


工場経営も、



どこも今までと同じやり方ではやっていけなくなるということ。





ややこしい時代ですが、それが現実です。

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