市川稔の米(マイ)情報

伊勢のお飾り

お正月には玄関に「お飾り」をする文化があります。

小生が生まれ育った地域では、1月15日に「どんど焼き」という各家庭で作った「だんご」を焼く習慣がありました。

何日も前から子供たちが協力して、竹や焚き木を集めてまわる。(小遣いがもらえた)

集落の家からもらったお金は子供たちで分配する。
一番小さい子から順番にお金をもらう。
小6になると大将で一番分け前を多くもらうのだ。

1月中旬という寒い中、夜が明ける前から集まり、火を付ける。

バシバシと音を立てて燃え盛る。

だんごは枝木の先に付けてあり、火に近づけて焼くのだ。

その時に前年の「お飾り」も持ち寄り一緒に焼く。



今では、たき火も禁止されている。


どんど焼きだけは地域により続いているところがあります。


そんなことを思い出した。



なぜか?


もう、かなり前からですが、会社や店舗の前に「伊勢から取り寄せたお飾り」を飾っています。


伊勢の習慣では、商人のところは、玄関の上のあたりにお飾りを飾る。


そのお飾りは正月の期間だけでなく、一年中飾ってあることをその時知りました。



お飾りを造っているところを紹介していただき、それ以来取り寄せています。


店に飾ってある、大きなお飾りを見て、欲しいというお客様も。


数年前から家庭用のお飾りも扱う(販売)するようになりました。


スーパーなどで売られている「お飾り」はほとんど輸入ものです。

なんのご縁もなく、意味も分からず作っているのでしょう。


今年の「お伊勢参り」は式年遷宮の年にあたり近年にない人出でありました。

全国にある地域の神社。

五穀豊穣と大自然に感謝する日本の原始宗教です。


余談ながら、それを政教分離などという議論はばかげている。



さて、米家きゅうさん(町田総本店と境川店、鶴見のきゅうさん佐々木店)では家庭用の「伊勢のお飾り」の予約注文賜っています。


12月20日まで受け付け。

ひとつひとつ、まさに手造りで丁寧に作られたもの。

おススメです。


これは価値ある逸品。


税込、1,980円也!




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