市川稔の米(マイ)情報

年中無休24時間営業

日本マクドナルドが店長を管理職として扱い、残業代を支払わないのは違法だとして、現職の店長が未払い残業代など1350万円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は「店長の職務内容から管理職とはいえない」として同社に755万円の支払いを命じた。

会社側は控訴した。

小生が思うに、

年中無休24時間営業という店のあり方に問題があると思う。
24時間営業でなくとも少ない正社員とアルバイト、パートという構成で運営している。

コンビニ、ファーストフード、ファミレス、スーパー、大型SC、そしてデパートなど小売業や外食あるいは中食といった店も無休状態あるいは営業時間の延長という流れがありました。

どこも自社の売上だけを見ている。
ウチの店の売上が増えればよいと思って過当競争をしている。

デパートなどは年末より元旦や2日の方がお客多いのではないかと思えるほどだ。
(1月中旬からの売上下がるので結局同じなのだが・・・)

小生の考えは、

デパートは三が日営業禁止。月2回は定休日設ける。
1500㎡以上の店舗も同様。
営業時間も夜は9時まで。
コンビニは朝6時から夜は12時まで。

全部が閉まっていれば競争状態は同じ土俵だ。
GDPは押し下げるだろうが働く人は心豊かになるだろう。

小生の一番下の息子は大手のチェーンで店長している。

GWやお盆や年末年始という一般的な休日が一番忙しいので休みは取れない。
正社員は店長1名でアルバイトの登録数は35名くらい。

休みは週1回取れるかどうか。
月の勤務時間は300時間を超えるという。

本人は目標を持って働いているので苦にはならないようだが、若いからできるのであって、結婚したり子供が出来ればそういう生活はできないだろう。

大卒同期は30名ほど入ったようだが残っているのは数名のようだ。

同世代の給与と比較すれは多い方だろうが、残業代を計算したらまったく安いことになる。

こういう店舗運営はこの先続かないのではなかろうか?

今度弊社で新規開店する店は短時間営業でしかも定休日を設ける。

働く人が楽しく心豊かにできるように。

そしてお客様の圧倒的な支持を受ける店にしたい。

そう、チェーンストア経営のまったく逆の経営をするのだ。

そんなことを考えるのでありました。


PS
今朝、上記のようなブログを書いてアップしようとしたら突然消えた。
何度か経験あるがガックリ!

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コメント一覧

市川 稔
経済成長と豊かな社会環境
えびはらさん

ヨーロッパの国では法律で厳しく営業時間を規制しているところはまだありますね。

日本はアメリカの真似をしたのでこうなってしまいました。

確かに便利ではありますが働く側の犠牲で成り立っています。

アメリカでは最低賃金で働く人々がたくさんいます。

経済成長は企業の力でしょう。

世界を相手にビジネスする会社と国内のみの会社との格差が生まれたという指摘もあります。

日本という特殊な国、不思議な国は独自の生き方が求めれているのでしょうね。



えびはら
スペインは日曜日休みますね。郊外型の大型ショッピングセンターでも止まる。人間の消耗を前提とした経済戦略は影の部分が大きく出ますので、その解消には大変有効な策であると思います。

しかし、日経あたりが、海外の投資家の動きを種にそういう提案を蹴るような書き方するのは容易に想像がつきますが。

経済成長と精神的に豊かな社会環境の構築の両立が
出来るかどうか、日本には問われているように思います
市川 稔
規制
権俵さん

そうです。規制するしかありません。
規制緩和だけがよいのではありませんね。

北欧の国ではペットボトル全面禁止のところもあります。

タクシーやガソリンスタンドの規制緩和など問題がたくさん出ました。
権俵
規制すればよいのでは
24時間営業や元日営業など法律で規制すればよいのでは?コンビにの場合大都市では24時間営業が必要かもしれないけど地方ではエネルギーの無駄かも。地球温暖化対策にも必要だと思うけど・・・。「もったいない!」

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