日経新聞8月1日付けに小さな記事。
インド備蓄米、小麦大量廃棄の恐れ
1000万トン、保管状態悪く
こんな見出しでした。
インドの国家備蓄米、小麦が劣悪な状態で保管されているため、約1000万トンが腐って廃棄される可能性が浮上している。
経済誌ミントによると、備蓄米、小麦5900万トンのうち、倉庫で保管されているのは4200万トン。残る1700万トンは倉庫が足りず、屋外に山積みされている。
屋外の備蓄米、小麦は防水布で覆っているものの、雨期の湿気から守るには不十分。
こんな状態で1年以上も放置されている約1000万トンは近いうちに腐って食用に適さなくなるという。
倉庫の保管能力を超える備蓄米、小麦が集まっている背景には、政府が昨年5月の総選挙をにらんだ農家の懐柔策として穀物の政府買い入れ価格を大幅に引き上げたことがある。
農家にとって市場で売るよりも政府に売り渡した方が有利だった。
云々、、、
日本の倉庫、低温倉庫は全国津々浦々まで整備されている。
あたり前に思っていることが世界的に見ればとても優れていることがわかる。
日本でもかつて食管法の時代は似たような政策をとったことがある。
農村の組織票狙いであった。
官が買い取る。
今の日本政府(現政権)は買わないが、政府の方針に従えば現金で給付するということで根本は同じ。
どこでも政治家は余計なことをしてくれるものだ。
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