内訳を見ると、家計消費が64,3kg、加工・外食が30,8kg合計95,1kgでした。
加工・外食の割合は32,4パーセントです。
1970年は日本の外食産業の創業年と言われています。
マクドナルドが銀座に1号店、KFC、すかいらーくもこの年です。
セブンイレブンは1974年に1号店が開店しました。
2003年のデータは、家計消費29,2kg、加工・外食消費32,7kg、合計61,9kgで、加工・外食の割合は52,8パーセントです。
データを分析すると、加工・外食はほとんど数字上変化は少なく、家計消費が一貫して減り続けている姿が浮き彫りになってきます。
家族環境が変化したことが一番の原因でしょう。
二世代、三世代同居の家族が減り、都市部だけでなく、地方も、一世代家族が増えました。
又、少子化で15才以下の人口割合が減り続け、反対に65才以上の割合が増え続けているのです。
都市部では顕著になってきましたが、一人世帯の割合が急速に増えていることも大きな流れでしょう。
この流れを予測すれば、ますます家庭内消費は減り続けてゆくものと思われます。
コンビニの、おにぎりや弁当。スーパーの惣菜、惣菜チェーンの台頭。
これらは、この20年間でものすごい伸びを示したわけです。
一人暮らし対応ビジネスはどんどん伸びています。
モノからコトへ。
米からご飯、おにぎりへ。
消費形態に合わせて、事業展開していかないといけませんね。
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市川 稔
街の米屋
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