なんと、あのバブル景気よりも長いし、戦後最長であった「いざなぎ景気」をも抜くという。
記事を引用すると、
経財相「いざなぎ景気を軽く抜く」、戦後最長を予測
与謝野馨経済財政担当相は16日のテレビ朝日の番組で、今の景気の回復期間について「(戦後最長の)『いざなぎ景気』(1965―70年、57カ月)を軽く抜くと思う」と述べ、11月に戦後最長を更新するとの予測を表明した。
2002年2月からの今回の拡大局面は4月で51カ月となってバブル景気に並んだが、「経済の指標を眺めると景気はまだ長続きする」と指摘した。「経営者のマインドが落ち着いており、個人消費も回復している」ことなどを根拠に挙げた。
今年度の実質成長率を1.9%としている政府経済見通しも「2%を超えてくることが予想される」と語り、先行きの景気回復は力強さを増して長く続くとの見解を示した。
6月にまとめる歳出・歳入一体改革の工程表に関しては「消費増税を打ち出すには手順がある」と強調した。竹中平蔵総務相が消費税8%で財政再建が可能だと主張したことに対し、「根拠を示さないといけない。この数字(増税幅)は歳出削減をどれだけやれるかで決まってくる」と反論した。
↑ 引用終わり。
なるほど、そういうことなのですねぇ。
経済団体(たとえば各地商工会議所)などの挨拶は、景気は悪いということがフツーであって、景気回復が戦後最長になるなどと言う人は少ないだろうね。
なぜ、これほど差があるのだろうか?
小生が思うに、
これこそが 構造変化 ではないだろうかと思うのです。
国内マーケット相手と、世界のマーケット、それもどこのマーケットを狙うかでかなり違いますね。
ここでは、国内マーケットのことが中心になります。
まずは、
人口構造の変化
そして、
地域構造の変化(過疎が進んでいる地域など)
それから、
商品寿命の変化(短命ということです)
特に、商品サイクルが短命であることは極めて大きい変化ですね。
クルマなど、新型車が発売された瞬間しか売れないことが多い。
電気製品なども顕著ですね。記録媒体など、どんどん変わって行くので便利になる反面、ゴミの山になってしまう。
開発する企業間競争も熾烈だし、立ち遅れれば命取りになってしまう。
飲食業なども激しいね。
昨秋、イタリア各地を旅して感じたことは
時間が止まっているようだなぁ~
というものでした。
日本人はほんとうは「変化を好む」人種なのかも知れない。
景気に対する見方。
これが格差なのかも知れない。
小生は、
景気の「景」は景色の「景」
景気の「気」は気分の「気」
だと思っている。
国全体の景気と、中小企業の景気とは無関係とは云わないが、
自社の景気は自ら創るものであると思う。
それでも、全体景気悪いより良い方がいいね。
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