市川稔の米(マイ)情報

地方の苦悩

各地に足を運ぶと現実がいろいろ見えて来ます。

先週は飛行機に4回乗り地方に出かけました。

北海道は帯広の話し。

北海道での農業は帯広がある十勝地方は農業収入とても大きいです。

北海道農業収入、圧倒的に十勝地方が占めているそうだ。

水田ではなく畑作、酪農です。


ただ、消費の部分で行くとかなり厳しい現実があります。

北海道は、札幌に人口が集中。

札幌とそれ以外という感じ。

旭川、釧路も百貨店は閉店。

帯広は周辺人口入れても20万ほどなのでさらに少ないですが、唯一残っている百貨店があります。

ご縁戴き、その社長とお会いしました。


これは、全国的なこと。

百貨店は、東京や大阪の大都市ではインバウンド需要の取り込みでかろうじて売上を維持していますが、

郊外店、地方は極めて厳しい状況です。


百貨店の総売上。ピークを100とすれば65くらいかな。


2017年、全百貨店の売上を、楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾンジャパンの大手3社の末端売上が上回りました。


また、郊外に新型のSCが出来ているので、いわゆる中心市街地から郊外にショッピングに行く人が多くなり。

かつての中心市街地は衰退。


東北では仙台まで買い物に行くし、北海道では札幌まで行く人も多い。


地方百貨店



商圏ということで考えてみることが必要



商圏が狭くなっている、商圏内の構造が変わっている


平均年齢の上昇


高校や大学を出た若者は大都市に行ってしまい戻ってこない


高校まで地元で大学から地元にには戻らない若者が多い


人材供給基地になっていて地元に戻る確率が小さいのだ


これは、働く場所、稼げるところが少ないことが原因


会社が、企業が頑張らないといけない


商工会議所など、もっと有効な手立てを打つ必要があります。


商圏という考え方に戻ると・・・・・


店舗は顧客に足を運んでもらわないとどうにもならない。


オンライン通販(ネット通販)は商圏は全国となる。


これからは、越境ECといって、海外も商圏とすることになる。


これは、決定的に店舗販売と異なるわけでありまして。



帯広で云えば、十勝ブランドを活かして全国販売を目指すことだ。


そんな話しをしました。


簡単なことではありませんが、商圏を広げない限りじり貧であることは間違いない。


弊社、小生はそういうお手伝いが出来たら良いなと思っています。



今週は飛行機ではなく、新幹線での移動で東北に行く。

JRだけで1500kmは移動することになります。


この秋に向けて、来年に向けてビジネスを創る。

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