市川稔の米(マイ)情報

コンビニの消耗戦から

すでに国内で5万店を突破したコンビニエンスストア。

持ってきたのは「看板」と「レジ」だけと云っているいるのはセブンHの会長だ。

ほぼ、日本式でコツコツと積み上げて早や40年。

今や、日本人の生活になくてなならない存在になっているコンビニ。

男、若者利用が多かったコンビニに女性、主婦やシニアの客も増えている。

銀行の役割もあるし、公共料金の支払いも。

コンビニ側では通販の受け取り場所としてアピールしている。

一人暮らしなど、部屋にいる時間が限られているからだ。


そのコンビニが2014年にはさらに4800店(大手5社)出店する計画だという。

閉店もかなりあるので、計画では純増数は3200店程度。

実に1600店は店を閉めるという厳しい世界なのだ。


最大手のセブンイレブンは閉店数も少ない(他チェーンと比較して)

出店1600店以上

閉店400店程度

純増数1200店を計画しているという。


純増数の37,5%を占める計算になります。


セブンを除く4社を逆算すると、

純増数2000店

閉店1200店

という計算になります。


2店増えるが1店閉店。

これが現実。

厳しい世界です。




セブンは2014年末には17000店を超える。


一方、


2000店コンビニ増えるが1200店が閉店するという現実。

(FCオーナーには悲劇がたくさんあります)


セブンの一人勝ち状態がここからも読み取れますね。



コンビニ業界も消耗戦に突入と記事は伝えている。


日経

コンビニがスクラップアンドビルドを繰り返し増殖をしていくとどうなるか?


全体のマーケットはほとんど伸びていないのでシェアを食い合うことになります。


特に、他の業態の店舗がじわじわと追い詰められて行く。


スーパーマーケット、マクドナルドに代表されるFFチェーン、コーヒーショップなど。

コーヒーは当たったねぇ。


客にセルフでやらせるから店員の作業は増えない。


一方、弁当類は伸びていないというか苦戦している。

廃棄を減らすために日持ちする「チルド弁当」増やしているわけだ。

あれじゃ、日に何度も店に納品する意味ないね。


揚げ物中心の惣菜を店内で作る店増えた。

おにぎりもローソンやミニストップが店内加工始めている。

これはそう簡単ではない。

弁当製造はあえなく撤退するのを見ればわかる。

弁当ではほっともっとの足元にも及ばない。


小生の会社はおむすび屋も展開しています。

基本は注文受けてから作る。

コンビニが隣にあっても怖くない(この分野だけは)

味の比較が出来てよい。


激化する小売業界。


こちらも、商品のレベルを上げる、維持する、顧客満足度を上げる努力を怠ってならない。

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