市川稔の米(マイ)情報

高畠の朝

3月15日、山形県は高畠町で講演させていただきました。


「担い手米生産者研修会」


日本全国ほとんどそうですが、各集落に担い手というのは1人とか2人とかゼロという感じです。


米農家の場合、国の直接払いがあった時に町内でおよそ800軒だったそうです。


それが、担い手ということになると40とか50人とかになります。


町内の田んぼの面積は2647haくらいなので仮に50軒でやるとすれば1軒あたり50haやる計算になります。

仮の数字ですがこんな感じです。

全国どこでも傾向として同じ。



その時の農業経営とは?



演題は「これから10年 どうなる、どうする」というものでした。


日本全体の人口、年齢構造

高畠町の現状と5年、10年後

小売りの現場がどうなっているか

世界のEC化比率

日本はどうか

いちかわライスビジネスが取り組んでいること

お米を買う理由


おいしいというのは差別化にならない


まずい米というのがほとんどない


ならば、どうして差別化するのか

ブランド米競争



小生、強調したいのは農政や全体のことは知識として知っておかねばならないが、


大切なのは戸別農業経営の問題であること。



大規模化になるのは普通。



その中でどういう経営をするかということ。



シェア





分業




それぞれがフル装備する必要はない。



固定費と変動費のこと。



借金して年商の何倍もの設備投資すれば固定費がずっしりのしかかる。



交流会で若い担い手のみなさんと話しをしました。




シェアと分業



おれらの世代ではあたり前だと思っている。


親の世代ではまったく無理だとも・・・


それを聞いてホッとしました。




弊社でも取り組みをして支援して行きたいと思っているし、うまく世代交代して欲しいと思っている。















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