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親の言葉

親というものは。

世の東西を問わず親が子を想う気持ちは同じだ。
見返りを一切期待していない純粋な行為。
(もちろんまれにはおかしな親もいるが)

若いときは親の有難みが分からないことが多いね。

でも時が経つにつれて解ることがある。

小生は6歳のときに母親は天国に行ってしまったので母の言葉の記憶がないのが残念ではある・・・
けど、自分の中では若いままの母親だ。

一方、大正5年生まれの父は今月30日92歳の誕生日。
長生きだねぇ。
母の分まで生きて欲しいと思う。

その父の言葉で脳に残っているひとつ。

「寝ていて人を起こすな」

たまたま今月の日経「私の履歴書」の中でこの言葉が出てきた。
昔の人はよいことを言うもんだと。

深い意味がありますね。

もうひとつ、

「恩はきるものできせるものではない」
「苦労は買ってでもしろ」

これもよく父が言っていた。

「会う人皆師なり」これをもじって「会う人皆お客様なり」とも。

新しいお店を開く準備をしていてそういう感謝の念が強くなる。

イトーヨーカドーの事実上の創業者である伊藤雅俊様の言葉も小生にとって大きなものがあります。↓


「母と兄は、私にとって商人の鑑であり、師であり、商人の道、人の
  道を教えられた。逆境で苦労に苦労を重ねてきた母は、『お客様は
  来てくださらないもの』『お取引先は売ってくださらないもの』 
  『銀行は貸してくださらないもの』、それが商売の基本だと教えて
  くれた。だからこそ、一番大切なのは信用であり、信用の担保は、
  お金や物ではなく、人間としての誠実さ、真面目さ、そして何より
  真摯であること、ということだった。」

すばらしいですね。↑



ありがとう
ありがとう
ありがとう

感謝をすれば心がきれいになる。

憎しみ恨みを持てば心は汚れる。


改めて親の言葉に感謝です。

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コメント一覧

市川 稔
親の言葉
あざらしさん

年をとってみないと親の言葉が理解できないのが普通ですね。
若いときは分からないことが多い。

伊藤雅俊様の母親の言葉は小生も座右の銘にしています。

お客様は来てくださらないもの。
お取引先は売ってくださらないもの。
銀行は金を貸してくださらないもの。

カクちゃん

居なくなってわかる親の有難さ。
突然だったから本当に驚いたことでしょう。

自分の心の中には生きているのでそれを大事にしたいですね。
カクちゃん
親の言葉
最近父が亡くなり父の有り難味を感じる今日この頃です。この気持ちと今日の市川さんから頂いた言葉を忘れずに精進いたします。感謝!
北のあざらし
親の言葉
「親の意見(小言)と茄子の花、千に一つの無駄もなし」 とはよく言ったものですね。自分が親になり、我が子が成人するようになると、つくづく親のありがたさが身にしみます。
 うまく表現できませんが、私も死ぬまでに少しでも自分の親に近づきたいものです。
 それにしても逆境を越えてきたイトウヨーカドー創業者の母上の言葉、さすがですね。勉強になります。ありがとうございました。
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