内需で見ると、国や地方自治体の公共工事が大幅に減少し、民需も大幅に減った。
データを見ると売上金額はピーク(1990年頃)の約半分。
しかし、業者の数は15%減くらいにとどまっている。
以下は市内の建設関係の経営者の話し。
見積もりなど(談合がないので)赤字で取りに行く業者が必ずいる。
赤字でなくとも利益が残ることは本当に少ない。
自分など、その穴を埋めるため深夜まで仕事することもあり、つまるところ最小の人数でなんとかやりくりするしかない。
倒産する会社はたくさんある。
すると、そこそこの経験と技術を持った社員が一人で独立して参画するケースが増えている。
資本金1円から会社設立できるので。
それしか生きる道が無いからだ。
そういうところがまた安値で受注する。
そのような話しでありました。
需要は減っているのに供給側は減っていない。
過当競争は値段の下落を招くことはいうまでもない。
見積もり商売は基本的に厳しい。
なぜかと言えば、顧客に決定権を握られているわけだから。
独自の技術や独自の商品・サービスで差別化を図らねばならない。
言うは易く行なうは難しだが・・・
その渦中にいる企業にとっては死活問題なので厳しい話し。
目先の資金繰りに追われていれば前進的なことは考えたくともできないだろう。
そうなる前に、
戦う土俵を変えよ。
同じ土俵でガチンコ勝負するから価格競争になる。
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