市川稔の米(マイ)情報

年産の枠を越える

業界新聞に連載している小生のコラムがあります

「市川 稔の維新伝心」

1月のコラムのタイトル「年産の枠を越えよ」というもの






お米は1年1作

1年に1度しか収穫出来ない

台湾など2期作のところもありますが、日本ではほぼ無いといって良いでしょう


その前に小麦のことおさらいしておきましょう

日本では小麦9割近く輸入に頼っています

国が管理し、商社などが輸入代行業務している

国が買い上げ、卸売りする

輸入量はおよそ500万トン強

㎏40円くらいで代行業者が政府へ売り渡し

㎏57円くらいで政府は製粉会社へ売り渡し

その差額およそ900億円

これを国内小麦生産者(㎏105円)に交付金として払っている

卸売価格は㎏110円前後

(原料としてみた場合国産米の三分の一くらい)

麺業者約60万トン、パン業者約200万トン、菓子業者約56万トン

小麦粉小売価格およそ㎏235円

家庭用小麦粉はたった14万トンくらいしか消費していない

小麦の消費量としては33㎏/人・年

ちなみに米は53㎏/人・年くらい

<お米をもっと食べましょう!>



ここで問題


あなたは、小麦製品買う時に年産、産地など気にしていますか?

農薬がどう使われているかなど気にしていますか?



これが、国産の米となると話が違って来ます


長くなるので結論から


米を販売する会社は在庫と睨めっこ

年産をまたいで売るように出来ていないところがほとんど

(輸出はかなり出来ている)

小生の考えですが、


これをキチッと出来る会社が安定すると思うのであります








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