市川稔の米(マイ)情報

輸入米の動き

アメリカ、ウォルマート傘下の西友が中国米を5kg1,299円で販売開始。

関東と静岡の一部とか。

日テレNEWS

なんだか、すんなりと消費生活者に受け入れられそうで変な感じ。

都市部は外国人も多く住んでいるので喜ばれるかも。

放射能問題が後押ししている気がする。

牛めしの松屋でも豪州米をテスト導入しています。

その中国米や豪州米は日本政府が非関税で輸入しているMA米だということをご存じない人が多いのでは。

MAは義務ではないが日本政府は律儀に輸入し続けています。

MA米約70万トンのうちSBS輸入は10万トンくらいあります。

政府が利ざやをのせて民間に販売します。


素朴にこれって変だと思いませんか?


なぜ政府(農水省)の商売を手助けしなければならないのか。

別の視点から見れば国家貿易の利権になってしまっている。


また別の角度から国内米生産を見てみると、

北海道から九州まで同じような政策が取られていることが分かります。


顧客の要望、消費者ニーズなどとも言われますが、マーケットの望んでいる価格帯のコメ作りが少ないことです。


経営体として利益を確保するのが一番重要なこと。

自分が買う立場になれば容易に分かること。

高級市場というのは小さなマーケットです。

一般市場というのは大きなマーケットです。

どちらを選ぶかは自由です。


生産と流通は一体で推し進めなければならない。


生産は顧客が求めるものを作り利益を確保する知恵と戦術が必要。


話しは横にそれますが、

農業の6次産業化とかおだてられています。

生産の人や経営体が加工や小売をやればということだが、コトはそんなに簡単なものではありません。

1+2+3=6

こんな小学生低学年の算数で成り立つなら苦労はしません(笑)

ほとんどが失敗です。

残るのは借金だけ。

ビジネスをやったこともない役人が作る政策に乗っかってはいけません。




話しを戻すと、

単価の安い米を作っても経営体として利益を出せるようにする。


生産コスト(1kgあたりに割り算する)を徹底的に下げる努力。

単位面積あたりの生産量を増やす目標や計画。

1kgあたりの生産コストとは、掛かった経費を出来た総量で割り算したものです。


作ったものを売るのはなく、

注文されたものを作るという発想も大事だということです。


流通も同じであります。


どのマーケットを目標にするか明確にする必要があります。

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コメント一覧

市川 稔
ご無沙汰しています
魚住さん

ごぶさたでした。

お元気そうでなによりです。

まったくおかしなことがたくさんありますね。

ブログは勝手気ままなことを書いています。

フェイスブックがおもしろいです。
魚住正栄
こんにちわ
ふと何気なくアクセスしました。ご無沙汰しております、お元気でご活躍の事と喜んでおります。MA米のこと生産者に対する補助金の事、全く同感です。長年にわたり農産物を加工されて来た方々お米が足りないとき余るとき、その時々に政府に振り回されました。おかげで加工技術も進歩を遂げたと思います。生産者がもちつき機を買うと補助金が出る、おかしな話です、モチヤハモチヤ。生産者にはまだまだやってもらわなければない事、沢山あります。
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