市川稔の米(マイ)情報

埼玉 コメ農家の苦悩

埼玉県の奨励新種「彩のかがやき」は高温障害被害大きい。

コメの検査は食味ではなく、形質を見るもの。
1等、2等、3等とあります。

3等米になるには整粒割合45%必要です。

2010年産の埼玉は113年に及ぶ気象観測史上最高の平均気温にやられた。

ある、農家さんの相談に乗っていて。

「規格外米は戸別所得補償の対象外」との見解と言われた。

また、

「共済は10aあたり5俵以下でないと対象にならない」

とも言われた。

玄米相場(米価とは言いません)下落、
減収2割~3割、

それに加え規格外。

補償も共済も適用にならないというと売上は前年の三分の一くらいに激減する。

米麦専業農家も埼玉には多いので激震が走る。

サンプルを見ました。

近年の高温障害は西日本に多く見られた。

白米の見た目が白っぽくなります。
専門用語では、背白、腹白、シンパク腹白とか言います。

粒の形も少し変形しているものが多い。

精米すると、歩留まりは85%前後くらいだろうか。

食べたら食味は良いのが救いだ。

なんとか協力できないかといろいろ思案中であります。

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