市川稔の米(マイ)情報

農場訪問

5月12日土曜日。

滋賀県は彦根市に行ってきました。

彦根と言っても合併前は「稲枝(いなえ)」という町でした。

東海道新幹線の「米原」で東海道線に乗り換えて「稲枝」という駅で降りる。

ふと、思ったのでありました。


米原は


稲枝も


ここは「米」に縁が深くゆかりの地のひとつではなかろうかと。

そういえば、かつて滋賀の日本晴という米は日本の米の標準というか基準でありました。

歴史のある地域です。


琵琶湖のほとりにその大規模農場はあります。

年々その規模は拡大し、いまや150haを超える耕作面積になりました。

主食用の米作りだけで100haほどあるという。

果樹やキャベツなどもあり複合経営を目指しています。


聞けば、小規模の農家は例外なく高齢化が進み農地はどんどん集約化されているそうだ。

借りた農地は大規模区画に自分で変えます。

効率を高めるためです。

農業用水は琵琶湖とほぼ同水位にあるのでパイプライン事業は40年くらい前から整備されているそうだ。

たんぼ一枚一枚のところにある蛇口をひねれば水が出る仕組みだ。


農業経営も規模拡大をすれば、

家族経営+αでやるか

従業員を雇い更に大規模にするか


その選択に迫られます。


経営のやり方がガラリと変わる。


バランスシートがしっかり理解できないといけません。


なぜなら投資金額が大きくなるのと資金繰りの問題が発生するからです。


農業で食べているということから農場経営者に転換します。

どちらがよいというわけではありません。



規模拡大した以上、着実な成長を目指して欲しいと念願しています。



本日からちょいと東北方面へ出かけてきます。

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