市川稔の米(マイ)情報

技術革新と経営革新

技術に関して言えば、日本は桁外れに高い。

たとえば本。雑誌、単行本、文庫本、専門誌などいろいろありますが、印刷技術といい、製本技術といい世界第一級でしょうね。

印刷機をはじめ、使用する機械の精度も高いし、働く社員(職人)の質も高いのです。

これらは、長い長い歴史と国民性から生まれるもので、国によって大きな違いがあります。

クルマ作りでも同様で、末端の町工場の技術レベルも高いから結果として「高品質」の製品が生まれるのです。

これは農業界でも同じです。

明治以降の日本は、現在では考えられないことでしょうが、ひとつには口減らしのために 移民政策  をとっていました。
(口減らしなんて言っても知らない人もいるだろうね。家族でも「食えない」から子供を奉公に出す。あるいは国レベルでも食糧が足りないから移民をさせて人口増に対応するということです。)

(インターネットで検索し「移民政策」とやれば、現代日本の人口減に対する、移民政策ばかり。出てくるのは。まったく逆だね。)

移民政策は、南北アメリカから東アジアへと広がっていきました。

ここでは、歴史認識という観点ではなく、技術という面で捉えたいと思います。

アメリカでもブラジルでも同様のことを聞いたことがあります。

それは、その地域で 

一番品質の良いものを日本人が作る

当時、移民した家族でも成功した人とそうでない人がいたことは事実ですね。

大変過酷な環境であったでしょう。

移民はほとんど農業でしたから、現地で農産物の栽培を始めるわけです。

長時間、まじめにコツコツと働く。

いつしか良い生産物を作るようになるというのです。


そんなことを振り返るとき・・・・・・


現代日本農業の技術革新にどれだけ真剣に取組んでいるだろうかという疑問が生まれたのです。

機械化が進んだ農業。

特に米作りに関しては、田植機もコンバインも無い時代。
手作業で農薬(特に除草剤)もない時代の米作りは想像も出来ないくらい大変だったと思います。

現代の米作りほど「楽」な農業はありません。

楽をしたらしっぺがえしが来るね。


高品質、良食味、高収量、低コスト、高収益

これらのことをどれほど真剣に考えているのだろうか?


これから出てくる

  集落営農という集団農場


こりゃヤバイでっせ。


経理の一元化とはなんぞや???


本日のテーマ  技術革新と経営革新  とはほど遠いことは間違いなさそうだ。

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