BMW社長へのインタビュー記事です。
小生の議論と比較するのはおこがましいことですが、普段小生が云っていることに共通するので以下紹介します。
BMWの強さの源泉はポジショニング戦略にある
自分の強みが何なのかを知る必要がある
自動車市場はマス市場とプレミアム市場に分けられる
マス市場は規模の市場で合理的に動く、消費者は強いエンジンと低価格を求め購入するブランドを変えるのでブランドへの忠誠心は低い。
対するプレミアム市場では、消費者は合理性より情緒性に価値を求めます
BMWは規模の拡大は追わない。世界のランキングでは14位か15位。しかし時価総額は米国のビックスリーより大きく、利益額も大きい
以上、引用終わり。
日本メーカーも「プレミアムカー」を目指して、トヨタ、ニッサン、ホンダという会社名でなく、レクサス、インフィニティ、アキュラという別ブランドでアメリカという特別な地域で勝負し、それを広げる戦略を取りはじめました。
小生は小さなBMWに現在乗っていますが、日本メーカーに世界でガンバッテ欲しい。(なんか矛盾するね)
いや、必ず出来ると思います。
デトロイトモーターショーで発表した「REXUS LS460」は、新開発エンジン(エンジン開発に一番お金が掛かる)4,6リットル380馬力、世界初8段オートマティックトランスミッションを搭載という。ハード面では申し分ない。
日本市場では大人気間違いないだろう。価格は1千万円前後。
プレミアムカーを買う消費者は、カタログ性能ではなく、情緒性を求めるところに難しい点があります。
しかしながら、日本メーカーが今後高い収益性を維持するなら、3台作るより、1台でその分の利益が出せる「プレミアムカー市場」に打って出る必要があるからです。
このブログは米関係者、経営に携わる人が多いでしょう。見てくれているのは。
どの業界にもあてはまると思います。
良いもの安く ・・・・・・・ これはマス市場です。
中国をはじめ、世界で一番安いところから調達すればよいということになります。
日本国内の米でもマス市場とプレミアム市場に分かれます
マス市場は、今後輸入米との戦いになることは目に見えています。
時期の問題だけです。
大手商社の商材になって行くでしょう
大手は、マス市場を狙わなければなりません。
中小が同じ戦略を持ったら負けます。
弊社は徹底して、プレミアム市場を開拓する計画だし、それを自社のポジショニングとしています。
これは、自社の力だけでは到底出来ません。また、時間も掛かります。
生産者と一体となって創り上げてゆくものです。
信用が第一ですからね。
自社のポジショニングをどこに置くのか?
それがはっきりすれば迷いが少なくなると思うよ。
コメント一覧
北のあざらし
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事