市川稔の米(マイ)情報

意思決定のスピードが会社の成長力

ダメな会社

業績のよい会社


神輿を担いでいるようでぶらさがっているヤツが多い会社。


日本の大企業の一部に見受けられる現象とは?


取締役が何十人もいて役員会やっても決められるわけない。

各部門から案件が出たものを追認するだけ。


総合商社は世界中の会社に投資をして商品売買の利益と企業価値(時価総額)を上げることが成果。

儲からない案件は時間を区切り強制的に引き上げ。

2期連続赤字、3期連続なら自動的に引き上げ撤退など。

こういうルールがはっきりしていれば良いがそうでない場合はズルズルと赤字会社を引きずることになる。


オーナーがいない大企業。

代表取締役が何人もいる。

役員も全員サラリーマン。

社長といえども後継指名を受けなければなれない。


だから、


どこをみて仕事をするかといえば「上」をみて仕事する。


ここに難しいところがある。


上場企業でも創業者がいる会社はそこのところが違う。

Softbankやファーストリテイリング、楽天などが好調なのはそういう理由もあるだろう。

企業の方向を決める意思決定が早いのだ。


韓国の財閥企業は同族経営で意思決定が早いと言われている。
(2代目や一族の広がりが大きくこれから難しいかじ取りになるだろう)


以前、〇〇Cという大企業の子会社と一緒に仕事したことがあります。

電〇公社の関連会社みたいに見られていた会社です。

今はこれという製品もなくリストラばかりしている。

当然給料も上がらない

優秀な技術者は転職してしまう。


とにかく人が多いのだ。

どうみても役に立たない人がたくさんいるプロジェクトでした。


もう10年近く前だがその時点である部長職の社員が言っておりました。

「ウチの会社はダメだろう」

なにも決められない。

責任を持って推進するリーダーがいない。



中小零細企業はその逆もあり。


自分で決められるのに決めない。(決められない)

今までのやり方でズルズルと仕事している。

それで、

売れないなぁ

昔はこんなじゃなかったのに

などど愚痴を言ったりする。


どちらにしてもダメなのは


スピードに欠ける


ということ。



ある老舗企業から



継続とは革新の連続である



心せねばなりませんね。

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