内閣府消費者委員会は通常の白米にいわゆる「砕米」が混入していることがあり規制すべきだ。
あるいは表示すべきだという意見だ出されていた。
実際に砕米が混入していたら食味などどう変化するか検査をした。
砕米の定義 砕粒(完全粒の2/3から1/4までの大きさの粒をいい、針金25番線のふるい目開き1.7㎜のふるいをもって分け、そのふるいの上に残る程度の大きさの粒をいう(農産物規格規定より)
結果は、
どちらもそれほど差が認められない。
というものだったそうだ。
試験結果報告書
小生は、
おかしいと思います!
そんなことありえません。
砕米を20%混入したら粒感なくなり、ベチャっとしたご飯になります。
少量では粘りが増すという錯覚はあります。
専門家というか、いつも試験炊飯している人が食べれば必ず分かります。
田んぼから収穫した稲(籾付き)
それを適正水分に乾燥させて、籾摺りし玄米にする。
最近では異物除去のために色彩選別機を導入した専業農家多い(弊社の取引先では大半入りました)
通常は石抜機は設備として入っていない(弊社の取引先はほとんど入っています)
網を通過させて小さい米や割れた米を取り除きます。
玄米検査では1,75mm以上の網でOKとのこと。
実際使われている網は1.85mmや1.90mm、2,0mmの網を使う農家もいます。
それだけ粒揃えには気を使っています。
それなのに・・・・
砕米を入れた米に食味差(食感差)ないなんてありえません。
小生の会社の精米工場では、
精米機直後に、1,90mmの網でふるいます。
色彩選別機通過後、包装機の前で2,1mmの網でふるいます。
くず米や割れた米は網下に落ちます。
白米の整粒歩合高いものに仕上がります。
砕米混入を気にするなら、
精米工場に設置する網目の大きさを指定すれば問題解決。
弊社の白米製品にはそういう表示でもしようかな。
PS
ディスカウントストアで売られている安い米。
こういう白米にはくず米(小さい、細い粒や割れた米、白い小さな米)がたくさん入っている場合があります。
安いには安いわけがあります。
しっかり見て判断してください。
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次男三男対策の玉子の小倅
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