日本人は兵士、民間人含めておよそ300万人が犠牲になった。
全世界では5000万人の死者があったという。
戦争は人間を人間でなくしてしまう。
殺し合いが戦争なのだ。
映画「442」は差別に苦しんだアメリカの日系移民の2世(国籍はアメリカ)の部隊のことだ。
アメリカ史上最強の陸軍といわれている。
YouTube 予告
東京国際映画祭
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65年経った現在でも元気にしている元兵士の証言を中心に構成。
それと、当時の実際の映像を編集して見事にあぶり出している。
音楽は「喜多郎」が担当。これも素晴らしい。
監督は、すずきじゅんいち。
いい味出しています。
歴史に残る貴重な映像だと思う。
戦争に負けた日本は戦前のある部分をすべて悪としてとらえ葬り去ってしまった。
GHQにそうされた部分も多い。
しかし、よい部分、次世代につないで行かなくてならない部分も切ってしまった。
この映画はアメリカで生まれた日系2世が両親から教育を受けた大和魂というものを発揮した。
また、アメリカという国は戦地に散った兵士を今でもお墓を管理し丁重にもてなしている。
戦争に負けた日本はそれが著しく欠けていることは事実。
小生の父親は史上最悪の作戦のひとつという「ビルマインパール作戦」に参加し生き残った兵士だった。
元気な時に戦友と4回は平和になったビルマを訪問したと思う。
亡き戦友を現地で弔うために。
少しでも語り継がねばと思う。
「442」素晴らしい作品です。
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