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市川稔の米(マイ)情報

新盆

お盆で故郷に帰り、ご先祖様を供養された人も多いでしょう。

帰省ということがだんだんと少なくなると思う。
地方の農村から大都市に仕事を求め移り住んだ人が以前より減るからだ。

お盆休みという夏休みとして出かける人も多いだろう。

余談だが、大企業はお盆休みというものは少ない。
夏休みは交代で休みを取るという形が多い。
会社としては動いている。
もっとも、自動車関連のような製造業関係はお盆時期にまとめて工場を休むところが多いですが。

小生の会社ではお盆休みとして数日休業しています。

個人的には、今年2月に父が92歳で亡くなったので初めてのお盆ということになりました。

実家には親戚の人たちも来てくれました。

坊さんがお経を上げに来てくれた日には子供の家族(孫やひ孫も)が集まり故人を偲び供養を行いました。

坊さんから「施食会とは」というペーパーをいただいたので紹介したいと思います。

お盆の季節になると、お寺で施食会(施餓鬼会)が行われます。
施食会とは、お釈迦様から伝わる経文を唱えることによって何百億倍にも膨れ上がった食物を、あるとあらゆる霊に施す法要です。

中略

亡くなってから一年位までの仏さまを「新亡」と呼び、特に手厚く供養します。
新亡を迎える家は「新盆」「新盆」と称します。
事前に施食壇に新しく登った新亡に対して子供・兄弟・縁者は「塔婆」を供え、且つ新亡がお盆に帰ってくる為の旅支度を整えてあげます。
これが掛袋です。旅支度とは食糧(生米)、草履、扇子、こづかい、麻紐等です。
今では省略して掛袋代として施食壇にお供えすることもあります。

施食会では亡き仏さまに報恩と感謝の施しを行い、御隋喜御焼香し、ご供養申し上げましょう。

引用終わり。


自宅で施食会を行いました。

そんな時でもないとなかなか集まる機会はありません。

日本で欠けてきているもののひとつに「家族」というものがあります。
都市部では3世代4世代の大家族という「家」は少ない。

家族という最小の単位をもっと大切にしたいと思う。

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