人材育成を目的に。
体系的なプログラムで学ぶ。
二週間以上の期間を掛けて学ぶ時間は貴重なものだろう。
小生の感覚でも、農業というものは「製造販売業」であると思う。
売りを意識しない製造業というものはあり得ないからだ。
ところが、従来の農業では販売は別次元のものであったケースが多い。
カリキュラムも進みいよいよ最終段階に。
小生は「農産物流通のしくみⅢ 相対契約:米」ということでお話させていただきました。
国内米流通の現状や世界の米の生産消費。
生産量、消費量、貿易量。
国内での流通の多様化している。
生産者販売は約2割に達し、農家消費・無償譲渡というくくりのいわゆる縁故米も約2割ある。
全農委託販売は約300万トンで全体の8分の3に過ぎない。
農協直売含めても半分に満たない。
国内最大の精米所はコイン精米所だ(笑)
さて、お話する内容は先月のうちにデータで事務局に送っておいた。
基本はパワーポイント。
教室にはプロジェクターで映し出し、受講生にはテキストとして冊子も配られている。
ところが・・・
当日朝になり急遽思うことがあり、
無理を言ってA4ペーパー一枚を送った。
それは、
国内米流通、世界の米生産販売、貿易のことなどやるが、そういう知識のものはその気さえあれば、インターネットで簡単に調べることができる時代だ。
それよりも、
生々しい経営の話し、
それも失敗談がよかろうと思い。
自分の失敗談を話しさせてもらった。
成功物語より失敗から人間は学ぶものだと思うからだ。
そういう話しの方が興味深いだろう。
終わってから一部の人達と懇親会を行った。
それぞれの受講生の想いを聞くことができて実に愉快な時間でありました。
小生は途中で失礼してきたが、たぶん今日は二日酔いの人多いかな?
今後の活躍を期待しています。
次世代農業ビジネスマネジメント研修
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