市川稔の米(マイ)情報

苦渋の選択

ある自動車(ここはトラック関係)製造ラインの中で下請け企業として経営している経営者と酒を交わしながら話をしました。
(あの財務大臣のようにしどろもどろではありません。深刻な話です。)

自殺も考えたし、ノイローゼになりそうだと。

350人いた社員のうち100人を12月と1月たったの2ヶ月で100人解雇した。

毎日何人も何人も一人一人に解雇通知をした。
一緒にやってきた仲間を切ることは苦渋の選択がやむをえない。

仕事量が突然半分以下になってしまったのだ。

聞けば、トラック関係は産油国への輸出が多かったとのこと。
もちろん国内も急減速。

社員も突然の解雇に目の前が真っ暗に。

経営者も多額の赤字を計上しながらの苦渋の選択。
補助金もあるがとうてい間に合わない。
とにかく急すぎるのだ。


こういう事態のときは政治はすごく大事だが。
与野党ともに真剣さや本気度に欠ける。
予算成立は一刻も早く。
国民のために働け。

マスコミもいけない。
定額給付金のやり方ばかり報道している。
75兆円の景気対策のほんの一部の話し。
そんな問題より全体の中身を議論しろと言いたい。

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