市川稔の米(マイ)情報

(続)需給の乱れ

外食が減り、内食が増えた

飲食店はテイクアウトでしのごうと必死だ

とにかく、業務用で消費するはずだった食材、お米が余った

お米は一年に一度しか収穫出来ないので計画立てて取引や消化が進む

たいていは年間使用量というか販売量というか数量を割り出して仕入計画を立てる

売る予定ということは仕入れる、引き取る量ということになります

それが、予期せぬ理由で販売が止まればどうなるか?

行き場のないお米が現れる

業務用なので比較的安い方のお米が余っている


業者間で取引する玄米の相場が一気に下落しました

玄米1㎏あたり15円から20円くらい安くなっている

しかし、年間予約している米会社が多いので買いたくても買えないところが多い

スポット取引になるので

足りなくなる年は逆に相場上がる

相場を追いかけると博打みたいになり


需給の乱れというのも頭痛い問題だ


小生の会社はほとんど契約栽培に近いので仕入数も決まるのでおのずと売る数量も決まる

すでに品切れになるものも出てきた

全体としては前年度より増やしているので売上はそれだけ作ることが出来る


弊社は業務の割合が小さいので今回の場合はセーフ


でも、いつなにが起こるか分からない


リスクをできるだけ分散しておくことですね


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