市川稔の米(マイ)情報

4日ぶりに帰宅

8月31日(金)から9月1日(月)まで出張してきました。

4日ぶりに自分のベッドで寝たのでぐっすり眠ることができました。

こんなに涼しく感じた夜はいつ以来だろうか?
(もちろん、エアコンなし)

午前4時には目がパッチリ!(笑)


埼玉での匠の会は今回も有意義でした。

今回はゲスト講師をお呼びしなかったので、会員間の情報提供並びに情報交換をメインに行いました。

小生からは、問題提起としてさまざまな事象をお話しさせていただきました。

現地視察では埼玉のスーパー「梨」農家の園地見学と園主の解説に参会者一同目を丸くしておりました。

小生が驚いたのは以前にも書いたことありますが、植物は土の下に根が一番大切。

人間で言えば下半身がしっかりしている。

梨に合う土作りをします。

圧巻は「根っこ」の「剪定」を行うというもの。

機械で土を掘り起こし根を剪定するというのです。


肥料など栄養を吸う根は比較的浅いところで横に伸ばす。

水分を吸う根は下に伸ばすようにする。


今年のように雨が極端に少ない年でも地中からたっぷりと水分を吸い上げている。

その他、あまりに専門的でうまく説明できませんが、

まさしく「匠の技」なのです。




魚沼、上越、長野を経由して戻ってきました。


昼の気温が高い、夜の気温も高かった。

各地に言えることですが、昼夜の寒暖の差が大きいことが良食味米を作ります。


そういう意味では今年の米は一般的には懸念されます。

高温障害というものです。


ただ、稲というのは意外に強い作物なので収穫してみないと分からないのが本当のところです。


これから大型台風が2度3度襲えば違いますが平年作以上ではないでしょうか。


それにしても新潟の平場は例年この時期(刈取り直前)はべったり寝た田んぼがああ多いのですが、
今年は倒伏している田んぼは少ないことに驚きました。


さて、どうなることか。


玄米価格(相場)についてひとこと。

市場(マーケット)無視の相場の決め方は通用しない。

西の米価格がべらぼうですね。

作況次第でもありますが、平年作なら25万トン余るという試算もあり。

概算金が高いのは全農集荷率の落ち込みを止めるための手段でありマーケットを反映したものではありません。


民間は長いお付き合いできる先としっかり取り組むことが肝要かと思います。




上越の契約生産者の田んぼで記念にパチリ


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