市川稔の米(マイ)情報

食を考えて欲しい

あたりまえがあたりまえでなくなることも

食のことです

スーパーマーケットに行けば食べものは買える

飲食店に行けば食事出来る

人間、一日3回普通に食べている

大食いのテレビ番組もある


だけど、


食の世界というのはかなりグローバルになっていて

貿易があるから成り立っている

卵にしても鶏の餌はほぼ輸入

鶏肉、豚肉、牛肉、エサは輸入に頼っています

NHKで特集やっていた

食の防衛線 第一回主食コメ 忍び寄る危機

番組はちょいと作り込みというか
経営の視点に欠けてる


食べなくなったとはいえ、カロリーの20%はコメから

大好きなラーメン、パスタ、うどんなどは小麦だが、国産小麦は需要の15%くらい

その小麦も米の減反政策で米農家がかなり作っている

その米農家がどんどん減っている

弊社の取組先の米農家は例外的なところ多い

いわゆる地域での担い手になっている

しかし、栽培面積には労力、機械、設備のこともあり限界があります

引き受け手が無い農地は耕作放棄地になります

日本は「中山間地」といって、平野部ではないところが多いのです

そういう地形のところは1枚の田んぼの面積を大きくして生産性を上げることも難しい


日本では人口減少、高齢化、少子化進み、毎年10万トン以上コメの消費は減っています

が、

生産も減ってゆく


鶏卵

日本では年間259万トン(R4年)消費

農家数何戸など思いますか?

たったの1810戸です

大規模化が進んでいるから

エサを調べると、


国産のエサ 日本の食料自給率はたったの37%(平成30年度)畜産の飼料自給率は25%(同年)更に採卵鶏の飼料自給率に関しては10%程度と言われております。 卵の生産は95%が国内ですがエサは90%を海外に依存しているのです。


こんな感じです

エサが無ければ卵も産めない

これだけ危ういけど

ほとんどの日本人、消費生活者は危機感ないでしょう


これから、


国内の米農家は規模拡大して軒数は減ります


その農家さんの経営が成り立つようにしないといけません


売上とは単価×数量

単価を守る

キチンと買い上げる


NHK特番では破綻した農家のことやっていましたが、肝心なこと抜けてます

なぜ収益上がらないのか?

設備投資

人件費

農薬、肥料代

地代

数量が出ればあとは単価です

補助金はどうか?

作付け前にそれらが分かっていないと経営出来ません


これから真剣にそういうこと考え行動することです


弊社では小さいですが、取組先農家とそういう関係更に強化して安定取引、供給出来るようにする


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