100年の歴史は20世紀繁栄の米国の歴史そのものだったように思いますね。
最大資本主義国家である米国の最大手企業のひとつであったGMが一時的かも知れないが政府が60%の株式を保有するという。
政府がつぎ込んだ金は約500億ドルという。
ガバメント・モータースと呼ばれる所以だ。
一方、クライスラーはと言うと全米自動車労働組合(UAW)が株式の55%を保有する「労組企業」となる。
これにも驚きましたね。
国家と労組が過半数以上の株式を保有するという異常な状態の大企業。
待っているのは大規模のリストラ。
ブランドは切り売りし販売網も大幅削減。
(でかすぎるから潰さないのであって本来は完全に倒産し消滅)
残るフォードは?
こちらも地獄が待っているだろう。
大規模な手術は自らの手では出来ないからだ。
日本の大企業も他人事とは言ってられない。
自動車は「流行商品」であると以前書いた。
お客様に支持されているかどうかが一番の問題。
自動車に限らず世の中の流れから外れた大企業は恐竜が対応出来なかったように巨体が姿を消す。
が・・・・・・
姿を消さないでゾンビのように生き返るから話がややこしい。
しかも、借金チャラにして。
(日本でも大手スーパー、大手百貨店も生き返った)
日本の中小企業は代表者(あるいは一族)の個人保証を付けて金融機関から金を借りている。
会社が破綻してもチャラにならない。
個人の借金として残る。
どれだけ苦しんでいる人がいるか・・・。
これは公平な競争とは云えないでしょ。
中小・零細こそ、
仕事は自ら作る。
世間様(お客様)に必要な商品・会社を創ることでしょうね。
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